2014年1月9日木曜日

お正月・・・日本と韓国の過ごし方

子供が生まれてから3度目のお正月を迎えました。

毎年お雑煮を食べ、神社に初詣を行ったのですが、今までは訳も分からず行事に参加させられていた娘でしたが、今回はなんでもかんでも興味津々。

年末には、
私が年賀状を書いていると娘も横で「私も書く~!」とペンを持って張り切っていました。

私が年賀状をポストに入れようとすると、娘が「私が入れる!」と年賀状を両手で持ってポストに投函しました。

元旦には、
家族揃ってお雑煮を食べました。娘は、お餅を一口食べると、雑煮の汁をがぶがぶ飲みました。

保育園のお友達から年賀状をもらい、喜びました。

そして神社へ初詣に一緒に行きました。
ちゃんと両手を合わせ、「今年も元気にいっぱい遊びます!」と神様の前で宣言してきました(^^;)。

「よいお年を」、「明けましておめでとうございます」という挨拶は教えましたが、娘は恥ずかしかったのか私の後ろに隠れて言えなかったのです。

今年は娘に韓国のお正月の文化も味わってもらいたいと思っています。

韓国では、まず旧正月を「お正月」としてお祝いします。旧正月なのですから、毎年「お正月」の日付が変わりますが、今年は1月31日だそうです。

韓国ではお世話になった人や友人に年賀状としてハガキではなく、カードを送ります。
ハガキを送る人はいないと思います。

「お正月」の朝は、家族揃って「トック」を食べます。
トックは、普通牛の骨から取った汁に、お米で作った餅を薄切りにして入れ、煮込んだものです。
餅米ではないので、伸びたりはしません。餃子を一緒に入れる場合もあります。
韓国では「トックを一杯食べることで1歳、年を取る」ということになっているので、
子供のときには早く大人になりたくて何杯も食べたものです。

年齢の話が出たついでですが、日本人は誕生日になることで1歳、年を取りますが、
韓国では新年(この場合はカレンダー上の1月1日)になることで、皆が一斉に1歳、年を取ります。
生まれた時点で1歳と数えられるので、12月生まれの子の場合は翌年の1月1日からは、実際1ヶ月にもなってないのに2歳と数えます。
うちの子も日本ではまだ2歳ですが、韓国ではもう4歳ですよ。

新年の挨拶は「セへ ボッグ マニ バドゥセヨ」、直訳すると「新年、福をたくさん授かってください」
です。
日本の場合は年明け前が「よいお年を」で、年明け後が「明けましておめでとうございます」と挨拶が異なりますが、韓国は年明け前後同じ挨拶です。
英語圏でいう「Happy New Year」と同じですね。

韓国でも子供が大人からもらうお年玉があります。
お正月の朝、子供が親にお辞儀(土下座)と共に新年を挨拶をすると、親はそのお返しとしてお年玉をあげるのです。もちろんおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさんからももらうのですが、その時にもらったお年玉は大体親の管理下に入るというのは日本も韓国も同じですね。

その他、いくつかお正月限定の遊びがあります。

せっかく私が今休職中ですので、今年の「お正月」は娘を連れて韓国の家族と過ごそうかと思っています。

娘は韓国の文化にすんなり馴染んでくれるのでしょうかね。
それより飛行機、ちゃんと乗れるのか親としては今から期待半分心配半分です。


←トック
   上にあるのが餅ですが、それを薄く切って食べます。











                                  七草粥を作る前に、娘に七草を触らせました。 →
              娘は喜んで見てましたが、やがて草は草だと思ったらしく、
              七草で机を拭こうとしたので、途中で取り上げてしまいました。

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