2013年12月26日木曜日

2013年を振り返りますと。。。

2013年も後わずかですね。
毎年年末になると思うことですが、今年も色々ありましたね。

私個人にとっては、今年も娘の成長がまぶしかったです。

娘は赤ちゃんから幼児になり、今は幼児から子供になろうとしています。

何もしゃべれなかったのに、今は「いやだいやだ」の連発。時には、私に「気をつけなきゃだめでしょう」と注意までします。

よちよち歩きすぐ転んで泣いてたのが、今やパタパタ走り転んで泣きます。

おむつも毎日取り替えてあげていたのが、今や気がつくと自分で脱いで裸になっています。

毎日与えられた服を着ていたのに、今や「この服が良い」と指示を出しています。

私が人形を持って娘に話しかけていたのに、今や娘が人形に話かけ、私はそれに答えています。

私がいつも食べさせていたのですが、今や自分でスプーンとフォークを持って食べています。

その他、砂遊びが大好き、追いかけっこが大好きな娘に成長しました。

まだまだ食が細い、大きな音が苦手、朝が弱い、おっぱいを欲しがる娘ですが、
これも時間が立てばよく食べ、大きな音でもびくともしない、おっぱいにサヨナラする娘に成長するでしょうね。

娘の言動で毎日毎日、いや一刻一刻嬉しかったり、つらかったり、感情が行き来していましたが
こうやって振り返ってみると懐かしいですね。

母親としての経歴2年5カ月。
今年は娘の「ママがだ~い好き」という一言で母親として成長した一年でした。


←米洗いが楽しい娘。
  
  以前米洗いに挑戦した時には、米を投げつけてたので
  途中で断念。

  今回は米を洗いながら食べていました(汗)。

2013年12月19日木曜日

育児方針について・・・怒りを感じる時

子供と一緒にいると、子供の行動一つ一つが面白く愛おしく感じる時もありますが、腹が立つ、イライラする時も少なくないです。

「怒る時には怒る、叱るときには叱る」というのは夫と私も同じですが、どういう場面で怒る、叱るかについては夫と私で大分違います。(ここも夫が私の考えに合わせてくれていますが。。。)

子供が1歳の時、夫は子供と二人で一緒にいるとイライラしてくると言ったことがあります。
子供のティッシュを抜いたり、埃だらけの網戸をなめる等々の行動に対して、「だめ」だと言っても続けてやっているのを見て、怒りたくなるって。

以前の私なら、私も怒ったと思います。子供にこういうことをすると怒られるよと思い知らせようとしたでしょう。でも今は、子供の行動が好奇心から出てくると言うのが分かったので、怒らず横で見てあげられるようになりました。

子供は、抜いても抜いてもまた出てくるのティッシュが不思議だったでしょう。網戸をなめるのも、なめてみたらその舌触りが今まで感じたことのない新しい感覚だったから、何度も確認してみたかったでしょう。子供はこのようにして身の回りを色々探索しながら、ひとつひとつ分かっていくのだと思うと、なんだか見ているこっちが面白くなるのでした。

ある本に好奇心が満たさればその行為はなくなると書いてありましたが、実際2歳になっている娘は目の前にあるティッシュ箱を踏んで通り過ぎることはあっても、ティッシュを抜こうとはしません。

怒る・叱る時は、他人に暴力を振るうなどの被害を与える時だと思います。

ところが、こう考えていても、この頃それを行動に移すことは簡単じゃないと言うことが分かりました。休職をして子供と一緒にいる時間が長くなったせいなのか、私も子供の行動を理解する前にイライラしてくるときが出てきました。

今2才の娘は第一反抗期の真っ最中です。幼児期は大人が与えてくれたことをそのまま受け入れていましたが、第一反抗期には大人の考えを否定してみながら本当の自分を見つけていく時期だそうです。また自分を見つけていく時期なのでこだわりも出てくるそうです。

ある程度覚悟はしていましたが、私がこうしようと言うことに対して、ことごとく「やだ」「しない」と反対の道を走っている娘に対して、つい怒りたくなるのです。

その1
娘はまだおむつをしていますが、おむつにこだわりがあります。おむつのお尻側には可愛い絵が書いてありますが、娘は特定の絵がお気に入りで、そのおむつじゃないと取り替えないのです。娘の好きな絵が書いてあるおむつは何枚しかないので、それがなくなるともう大変。うんちをしてもおしっこが漏れてもなかなか取り替えさせてくれません。

その2
娘が食器棚から陶器の器を取り出そうとして器を割ってしまいました。陶器の粉がちらがったので、娘には「危ないから近寄らないで」と言って、掃除機をかけてはじめました。すると娘が「私も掃除機をかけてみたい」と近づいてきたのです。つい、私が「あっちに行って」と大きい声を出したら、娘が「私もやりたい」と泣きだしました。普段なら泣いている娘をまず抱いてあげますが、危ないと言ったのに掃除機かけるのを遊びだと思ってよってきた娘にイライラし、掃除をし続けました。

その3
服の着替え。着替えさせようと一旦服を脱がすと、解放感があるのでしょうか、なかなか服を着てくれません。「これでほんとうのはだかんぼ~」と言いながら部屋を走りまわるのです。夏ならともかく寒い冬なのに、風邪でも引かないか心配になります。また外出したい時に、服を着ようとしないと私の堪忍袋がパンパンとなるのです。

それ以外にもたくさんありますが、こうして書いてみると、なんだ大したことじゃないじゃんと思えてくるのですね。その場では自分の思う通りに動いてくれない娘にイライラしてたのですが、娘は第一反抗期らしき行動をしているだけですね。。。

これからは、娘がいやだいやだと言い始めたら、「あっ、きたな、きたな。また自分を見つけようとしているんだね。また一段と成長しようとしているんだね」と自分に言い聞かせようと思います。すると少しはイライラしないで済むのではないでしょうか。

←家にクリスマスのツリーを。
 この日もズボンを履こうとしなかったため、おむつ一丁で記念写真。

2013年12月11日水曜日

育児方針について ~ 育児の第一歩

私と夫はあまり喧嘩をしません。

夫はどう思っているか知りませんが、私にとって夫は話しやすく、何か不満があった場合はその気持ちを包まず隠さず伝えています。また夫が私のことでご機嫌斜めの時には、私から声をかけてその理由を話してもらっています。
どちらか怒った場合、片方は冷静でいるので喧嘩までにはならなくて済むのだと思います。

ところが、だった一つ、夫と話すと喧嘩になる話があります。それは、「育児方針」についての話です。結婚前は私と考えが似てると思った夫ですが、育児方針に限ってはこんなにも考えに違いがあるなんて、まるで宇宙人と話しているような気がするくらいです。

出産前に夫と「子供をどう育てていくか」、じっくり話し合えばよかったのですが、
私も夫も生まれれば自然に育つ、常識の範囲で厳しくするときは厳しくするというレベルでしか考えていなかったのです。

しかし、私が子育て中に壁にぶつかり、それをなんとか乗り越えようと、育児に関する本を読んだり、経験談を聞いたりしているうちに、子育てをするのには今までの考えと違った方向性、信念が大事だと思えるようになったのです。それからは、子供を寝かせては夫と話し合うことを繰り返しました。

比較的に育児から責任感が軽いからか、睡魔に好かれる夫は話し合っている途中に居眠りをすることもしばしばありましたが、夫と私の考えを一言でいうとこう(↓)です。

夫は「だめなことはだめと言う。人に迷惑をかけることは絶対させない」という主義。
私は「子供は年齢に合った特徴があるので、その特徴に合わせた育て方をしたい」という主義。

何度話し合っても二人の意見は縮まらず、平行線のままでしたが。
結局、夫は育児担当のメインは母親の私だという現状から、納得は行かないが私の考えに従うことにしたのでした。

夫の言うことが理解できない訳ではないのですが、私は子供の気持ちを察してあげる、同感してあげることが先に行われるべきだと思うのです。
(この点に関しては夫曰く、人の気持ちを他人が知る訳がないため不可能な話でござる。。。)

たとえば、子供が離乳食の時期に食べ物を食べずに投げた場合、
夫は「だめ!」とはっきり言って、よくない行動であることを子供に教えてあげるべきだという考えです。
私はこの時期子供にとって身の周りがすべて好奇心・探求の対象であるので、食べ物を投げてみるのは当たり前の行動。子供には「投げると落ちるから面白いね。食べてみても面白い味がするんだよ」と子供の気持ちを理解してから食べるように誘導する。この時期は叱っても怖いと思うだけで、なんでそんな行動をしてはいけないかは理解できないため、叱っても効き目がない。という考えです。

子供が第一反抗期(なんでもいやいやだという時期)の真っ最中に入っている今、
夫は今でも子供が一騒ぎをすると、私の育児方針でいいのかと聞いてくるのですが、
今のところ私は私の育児方針に大きな修正は不要だと思っています。


←たまたま長い空気の入ったプチプチビニールを手に入れたので
    廊下に引いてあげました。
    最初は怖がったのに、一度走ってみたら「また走る~」の連発。
    大人にも面白いから、子供にはなおさらでしょうね。

2013年12月4日水曜日

ワーキングママが休職を?!!

育児休暇から仕事に復帰して1年5ヶ月が経ちましたが、ここで会社にお願いをして長期休職をいただくことになりました。理由はもちろん、子供です。

子供も保育園に通い始め1年6ヶ月が経ちましたが、問題なく行けるようになったかと思うと、また行きたくないとの意思表明をする、それの繰り返しが続いていました。そしてある本に、子供が3歳になるまでは絶対お母さんが育てるべきだという内容に自分なりの納得が行き、休職を決心したのです。子供が3歳になるまで後8カ月しか残っていませんが、残りわずかな時間を大事にし子供と過ごそうと思っています。

ところで、よく考えるとこのブログはワーキングママとしての子育ての情報を共有したいという理由から書き始めたのですが、休職をしてしまったなぁ・・・と思いました。でも、これもワーキングママとしての一つの選択ですので、ご了承ください。

さてと、休職をしたので、保育園にも退園を申し込みました。入園の手続きはあんなに大変だったのに、退園は意外とあっさり。退園届け一枚を役所に提出して、保育園に退園しますと一言伝えれば終わりでしたが。。。さすがに保育園の先生からは驚れました。

最近うちの子供と過ごすのが楽しかったのに残念ですと言われました。毎日子供を保育園に行かせることばっかり考えていたのですが、いざ保育園の最後の日になると今まで忘れていた保育園への感謝の気持ちが一気に湧き出てきました。うちの子供がここまで成長できたのは保育園があったからで、保育園の先生達には本当にお世話になりました。保育園に通ったからこそできた経験もいっぱいあって、子供にはいい思い出になると思います。

今日で休職して二日が経ったのですが、以前にとった育児休暇の時と違って一日がものすごく早いです。
以前は私の方で子供とどう遊べばいいか毎日考えなければならなかったのですが、最近は子供から「~して遊ぼう」と言ってくれるので気が楽です。子供に合わせて3食食べ、お昼寝をし、遊んでいるといつの間にもう寝る時間になっています。特に何かをやっていることではないのですが、仕事している時よりもっと忙しいような気がします。


← 週末いつも混んでいる公園も平日の昼に行くと空いていますね。
  今日はゆっくりと滑り台を滑ることができた娘です。

2013年11月27日水曜日

またまた寄り道です。。。

今日はちょっと興味深いことがあったので、少しお話したいと思います。

私の毎朝の目標は8時に娘を連れて家を出ることです。
ぱっと聞いたときには大した事じゃないように聞こえるかも知れませんが、
これが結構大変!実際かなりの確率で目標達成に失敗しているのです。


私の勤務時間は、育児の時間短縮勤務で10:00~15:45ですが、
出勤に1時間半かかり、保育園に娘を預けていく時間を考えると朝8時に家を出なければなりません。
リミットは8時15分ですが、その場合は娘を保育園に預けた後、駅まで猛ダッシュ~です。

私は朝5時半から6時の間に起き、自分の支度や娘の保育園の支度をします。
娘も6時に起きてくれるといいのですが、7時になっても起きないので、起こします。
すると、娘は機嫌が悪く、10~20分くらい私の懐に抱かれてようやく目を覚まし、活動を始めます。

娘の朝の支度といいますと、食事、洗顔、着替え、歯磨きですが、
一番のネックは食事

私は学生だった時、よく朝ごはんを抜きにしていましたが、その結果胃腸炎に悩まされました。
そのため、娘には何があっても朝ごはんだけは食べさせたいというちょっとしたこだわりがあります。

ところが娘の朝食時の様子はといいますと、
朝ごはんを食べるには食べるのですが、のんびりと、とっても時間をかけて食べるのです。
テーブルに座ってはお人形に声をかけ、ご飯を一口、口に入れては絵本を読み出し、
もう一口食べてはブロックで遊び。。。
ご飯、一筋には行かず、寄り道をしながら食べるため、朝の食事に30分以上かかってしまうのです。

見るに見かねて、横から私が食べさせることもしょっちゅう。
それでも時間に追われ、途中でご飯を下げちゃおうとでもすると「まだご馳走様じゃない」「もっと食べる」と言って泣く羽目に。。。

「速く食べなさい、保育園に遅れちゃうよ、ママ仕事遅刻しちゃうよ」と娘を急かしたい気持ちは満々ですが、それを言っても時間の概念がない娘にはそのまま素通りされ、私だけが焦ったり、いらいらしたりすることが分かったので、結局娘が食べ終わるのを待っていることにしたのでした。

もう少し娘が大きくなり、時間、遅刻というのが分かれば少し急かしてみようと
娘の成長を見守っているこの頃でしたが。。。。

今朝こんなことがありました。

今朝もよそ見をしながらご飯を食べていた娘ですが、
朝の支度をすべて終え、ブロックで遊んでいる娘に
「いくよ~。」と声をかけたら
娘の一言
「あ、保育園に行く時間だ。」

娘のさりげない一言でしたが、驚いたのは、
①娘が自分は保育園に行くんだと認識している点。
②娘の口から時間という単語が出た点。もしかして「時間」という抽象的な概念ができている???

世の中には時間というのがあって、それに合わせて行動をするという考えがいつの間にか娘にも芽生え始めたんでしょうかね。
そろそろ、娘に「時間は守るべきだ」というのを教えても理解してもらえるのではないかと少し期待を膨らませる今朝の出来事でした。


2013/11/18 娘が2年3ヶ月のとき

← ホットケーキを囲んでお人形らと晩餐会を開いてる娘。
   

2013年11月20日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と言葉 その3

子育てしていると、誰もが子供の思わぬ発言で笑った経験があるかと思います。
以前、子育てに関するサイトで子供の思わぬ発言を募るイベントがありまして、応募者の話を読んで、子供らしい発言に爆笑しましたね。そして「あ、そういえば私もあったなぁ」と思いました。
娘と出逢って2年3ヶ月、忘れる前にここに書き込んで置こうかと。。。

◆その1
断乳がなかなかできない娘。
家にいると、思い出したかのようにしょっちゅう「おっぱい」と言うのです。
正直おっぱいとさようならさせたい私ですが、娘の粘りに負けず、おっぱいをあげようと
ひざに娘を座らせたら、娘の一言。
「いただきま~~~す。」

ある日は、
「ママ、ありがとう。」

つい最近は
「i am sorry~。」

◆その2
保育園でのことです。
お友達がディズニーランドに行ってきたらしく、その日はディズニーランドの話で持ちきりだったそうです。娘も以前ディズニーランドに行ったことがあるので、
 娘   「私もディズニーに行ったんですぅ。」
保育士 「へ~、そうなの?どっちに行ったの?ディズニーランド?ディズニーシー?」
 娘   「(しばらく考えて)ディズニーシー5,6,7,8」

◆その3
駄洒落が大好きな娘。
「しゅっぱつしんこう~!」と言いながら遊んでいるかと思ったら、ある日
「しゅっパンツしんこう~!」と言いながら大笑いする娘でした。

◆その4
またおっぱいが飲みたくなった娘。歌を歌います。
「おっぱ、おっぱ、ぱぱぱぱ~。
 おっぱいぱいぱい~。」

◆その5
「ハエを飲み込んだおばあさん」という絵本を読んであげたあとのことです。
その絵本は「おばあさんは死んでしまいました。」で終わるのですが、
娘が一人で遊びながら口ずさむことをよく聞いてみると。。。
「ママは、死んでしまいました。」

◆その6
食事のときです。
熱いスープをふ~ふ~しながら食べさせていると、娘も私に食べさせてあげたいというのです。
娘 「ふ~ふ~、どうぞ。あついから気をつけるんだよ。」
私 「は~い。」

またある日の食事で
私 「いっぱい、たくさん食べてね。」
娘 「うん、たべる!!」
私 「たくさん食べて大きくなってね。」
娘 「うん、おおきくなる!!ママもね。」
私 「ん? うん!」

← ぬいぐるみが大好きな娘。

  自分より大きいぬいぐるみでしたが、
    いつの間にか娘のほうが大きくなりました。

2013年11月13日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と言葉 その2

それからは色々試して口にしたことばに対して、相手からちゃんとした反応が返ってくると、嬉しいこと、嬉しいこと。

日本語の勉強がどんどん面白くなったのでした。

娘がことばを習得していくのをみるとこれと似ているのです。

娘にもりんごを見せながら
「りんご、りんごだね」
「りんご、あかいりんごだね。おいしそう。」
「りんご、りんごはあかくてまるいね。」
「りんごがひとつ、あ、もうひとつあるね。全部でふたつあるね。」
というふうに言ってあげたのです。

すると、あるときまだことばはしゃべらないものの、
私が「りんごはどこにあるかな?」と聞いたら、
おや、娘がちゃんとりんご持ってきたのでした。

それから時間が経って
ついに娘が「りんご」と言うようになり、
また少し時間が流れ、「りんごちょうだい」と文章でしゃべるようになったのです。

そして最近は、
私がりんごを食べながら「すっぱい」と目をつぶり表現すると、
娘も私の真似をして「すっぱい」と目をつぶり、笑います。

こどもはこうやって沢山単語を耳にすることでしゃべるようになるんでしょうね。

そしてそれが楽しいからこそ、口にしてみたり、表情も真似してみたりして、言葉が段々うまくなっていくのだと思います。

単語を沢山耳にするのに、有効な方法が絵本を読んであげることだと思います。

私自身絵本を読むのが嫌いではないので、娘には嫌がらない限りなるべくたくさんの絵本を読んであげようと心掛けています。
絵本の影響について最初は分からなかったのですが、最近こんな出来事がありました。

最近読んであげた絵本の中に、「おにぎりがね」というのがありました。
その絵本の内容といいますと、おにぎり3個がそれぞれ梅干、しゃけ、おかかをぱくっと食べ、輪になって回るのですが、外形が同じなので回っているうちにどっちがどっちか分からなくなりました。その時、おにぎりが手を伸ばし言います。

「心配ご無用!全部召し上がれ~」
心配ご無用というフレーズの時には、私も本の真似をして手を伸ばして読んであげました。

最初むすめの反応はいまいちでしたが。。。

ある日、保育園でお友達が泣いてたら、
娘が立ち上がり、その子に対して、手を伸ばし、「しんぱいごむよう」と言ったそうです。
その子は娘の急な行動にキョトンとして泣き止んだそうですが。。。
その後、保育園で誰かが泣いていると、うちの娘を呼び、「しんぱいごむよう」と言ってもらうんだとか。

娘は現在95%日本語でしゃべっています。たまに韓国語を単語程度でしゃべっていますが、
これは彼女を囲んでいる言語環境が主に日本語だからなのでしょう。

私は韓国人ですし、親戚と言いますと、日本より韓国の方が多いので娘には韓国語も与えて上げたいと思っています。

しかし、私と一緒にいても、私が常に韓国語で話している訳でもなく、また韓国語で話したとしても使う単語数は自然と限られてしまいます。

そこで考えたのが。。。韓国語の絵本を読んであげることです。

今のところ、娘は韓国語の絵本にも抵抗なく、接しています。
そして時々、絵本に出てくる表現を使って韓国語をしゃべります。
日本語を取得するスピードにはほど遠いかも知れませんが、
こうやってゆっくりにでも韓国語でお話できるようになれればよいなと思っているのです。

←五味太郎氏の「ぽぽぽぽぽ」を読んでいる娘。

  私の目線からは何が面白いかさっぱり分からない絵本でも
  娘は「もう一回!」

  子供はみんな絵本が好きですようね~。

2013年11月6日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と言葉 その1

ある本で「こどもは無限の人間として生まれる」というフレーズを読んだことがあります。

赤ちゃんは大人の我々が考える以上、無限の潜在力を持って生まれるのですが、
それを証明できるのが、こどもの言葉取得能力だそうです。

ほとんどのこどもが生まれて3年以内に、母国語を自由自在に使いこなすようになるのですが、
これは、普通の人がアインシュタインなみの頭脳になることよりもすごいことだと言うのです。

娘は、18ヶ月くらいから少しずつしゃべり始めましたが、この頃(21ヶ月)おしゃべりが毎日上達することには内心驚いています。

それにしても、娘がことばを身につけていく様子をよく観察してみると、私が日本語を身につけていく様子と似ているところが多く見られるんです。

不思議というか、面白いといいましょうか。
たまに娘が自分が話したい単語がうまく探せなくてイライラして泣き出す時も、私はその娘の気持ちが分かるような気がします。

私もそんなことがありましたからね。

私自身、韓国人であり、日本語を一生懸命勉強した時期がありました。
20代のときに、親からの自立とやりたい勉強をするため、来日しました。
でも、日本語についてはほぼ白紙状態。。。
日本に来る前には、日本に行けばなんとかなるさと、とても前向きでしたが、
いざ日本にきてみると、周りで何をしゃべっているのか、予想以上にちんぷんかんぷん・・・。

日本語が分からないというあまりのもどかしさに、
日本語が全部聞き取れるようになれば、どんなにすばらしいだろうと、
日本語さえ自由に話し、聞き取りができれば、別世界が広がると思ったり、
日本語をぺらぺらしゃべっている日本人を羨望のまなざしで見ていました。
小さい子供なのに、日本語上手だなぁと感心したりして。。。(笑)

当時日本語学校に通っていましたが、初級教室で先生の教え方を思い出すと、
①実物を見せたり、絵をみせながら、言葉を言ってくれる。
②ボディーランゲージで状況を教えてくれる。
③繰り返し教えてくれる。

たとえば、りんごを見せながら、「りんご」と言ってくれるとか、
「速い」という単語を説明するときには、速く走ると遅く走るのを両方見せたあと、速く走りながら「速い」と言ってくれます。
それを1度だけではなく、2度3度、学生たちから「分かった」という合図が出るまで繰り返していました。

私は、絵や先生の仕草で単語の意味をひとつひとつ分かるようになり、単語の意味が分かると口に出してみました。
時には意味も分からず、人のまねをして言う場合もありました。

そして、時には意味を間違えて言う場合もありました。


←ママの真似遊び。
 
  ママのエプロンをつけて!と言われ、エプロンをつけてあげました。
  私にはちょうどいい長さのエプロンが娘には長いドレスに。。。
  自分も姫になったつもりなのか、ご機嫌でした。

2013年10月30日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 一番大事な事について。。。


最後に、これは最近分かりましたが、
子供が病気や怪我をしたときに、治療することも大事ですが、
それ以前に子供の気持ちを察してあげることが何より大事なようです。

赤ちゃんを看病していると、普段より母の体力消耗が激しいです。
そこで、赤ちゃんに泣かれることに疲れ、赤ちゃんに対してイライラしたり、
怪我したことに対して怒ったりすると、子供は外傷より大きいこころの傷を負うことになります。

そういえば、私も子供のときに家の屋根に上り、足を滑らせ、大怪我をしたことがありました。
怪我も怪我でしたが、それよりも母に怒られることを心配していた記憶があります。
今や、その時の怪我はほんの少しの傷跡になってなんともないですが。

あの時は案の定、ひどく怒られました。もちろん看病もちゃんとしてもらったのですが、
母に怒られたことの方が「怖かったな」という印象でなぜか脳裏にまだくっきり残っています。

赤ちゃんは親から無条件、無限の愛を求めており
体調が良くないときこそ、赤ちゃんのつらい気持ちに同感してあげると、
赤ちゃんは親からの愛を感じ、安心できるのだそうです。

「泣かないで」・・・これは禁物。赤ちゃんは泣くことで苦痛を解消しているから。

「薬飲まないと治らないよ」・・・これもあまりよくない。脅迫は、子供に恐怖心を与えるだけだそうです。

「熱があって、とてもつらいね。少し休めば治るよ。横にいてあげるね。」

「眠たいのに、つらくて眠れないね。」

「薬、飲みたくない気持ちはよく分かる。でも薬を飲むと少し楽になるよ。一緒に頑張ろう」

などなど。。。励ましの言葉をかけてあげてもいいかも知れませんね。

子供は病気をするたびに大きく成長するそうです。
この言葉を信じて、今後もおおらかな気持ちで子供の病気に向き合いたいと思います。


←久しぶりに二人で写真を撮ってもらったのですが、
  ピースに夢中の娘です。。。(汗)

2013年10月24日木曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 日本と韓国で予防接種が異なる?!!

病気の話のついでに予防接種についても触れてみたいと思います。
子供の予防接種、国によって違うってご存知でしたか?
よく考えてみれば、当然のことですが、最初知ったときには少し意外でした。

隣の国、日本と韓国でも予防接種が異なります

まず、日本の予防接種は以下の通りです。(母子手帳から)

●無償(必須)
 BCG(結核予防)、ポリオ、DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)、
 麻疹、風疹、アクトヒブ、肺炎球菌、日本脳炎

●有償
 B型肝炎、インフルエンザ、水痘、おたふくかぜ等

次に韓国の予防接種は以下の通りです。

●無償(必須)
 B型肝炎、BCG(結核予防)、DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)、ポリオ、水痘、日本脳炎、
 インフルエンザ(2歳未満)、日本脳炎

●有償
 肺炎球菌、ロタウィルス、A型肝炎、子宮頚部ワクチン等
 
日本と韓国における無償の予防接種、接種期間が少し異なります。

韓国ではB型肝炎の人が多く、出生時に病院で1回目の予防接種を受けます。
また結核も多く、韓国では生後3週目~4週目でBCGの予防接種を行います。
その以外、水痘とインフルエンザ(2歳未満)も無償となっています。

日本では肺炎球菌とアクトヒブが無償となっていますね。
またBCGは3ヶ月以降に受けることを勧めされています。

また同じ予防接種でも薬が異なることもあるようです。
韓国のBCGは一本の針で打つ注射が一般的で、大人になっても跡が残ります。
だから、韓国人の左肩の辺りには注射の跡が残っていますよ。
最近は日本のBCGのように跡が残らない予防接種を受けることも可能ですが、その場合は有償(約6千円)となります。

うちの子は韓国で生まれたので、跡の残るBCGを受けました。
4週目に急いで受けさせましたが、3ヶ月後に日本にきたら、日本ではこれからBCG予防接種期間だというので、ちょっとびっくり。
また、韓国で受けたB型肝炎の予防接種は日本では普通やらないと言われまたびっくりしました。

ちなみに、アメリカではBCGの予防接種は行わないそうです。

文化や環境によって流行の病気も違い、それによってこどもの予防接種も違ってくるんですね。

でも、こどもの予防接種に無償と有償があることはちょっと考えるべき問題だと思います。

かかる可能性が高い病気に関しては無償にしていますが、その人がどんな病気に感染するかは分かりませんよね?それがお金が無い理由で予防接種ができなかったためにかかった病気だとしたら少し悲しくなります。

こどもは社会の将来を担いでいく人材だということを考えると、こどもの予防接種はすべて無償にすべき、有償だとしても手ごろの価格で提供すべきだと思います。

社会の認識が高まり、一日でも早く「こどもの予防接種はすべて無償」の日が来ることを願います。


←保育園でもらったハロウィンパンツ。
  もうすぐハロウィンですね。
  








←ハロウィンパンツを履かせ、写真でも撮ろうとしましたが、
 そのたび、カメラに向かって突進してくる娘。。。
 trick or treat!





2013年10月17日木曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 怪我について その2

これで怪我が終わりだといいとですが、最近(2歳2ヶ月)もうひとつありました!
前歯が欠けてしまった事件。

スーパーで買い物していたら、娘がカートの下の方に座りたいと言うのです。いいよと言って、カートが動かないようにつかめていたら、娘が座ろうとしたときにバランスを崩し、前にこけたのですが、その時顔が地面にぶつかりました。

娘は大泣き。唇も血まみれ。最初はちょっと強くぶつかったなと思ったのですが、おや、娘の口の覗いてみたら、前歯のひとつが半分縦斜めに欠けてしまったのではありませんか。
あ~、前歯がないなって。。。さすが怪我の経験が多い私もこのときは少し参りました。

次の日も痛いというので、とりあえず歯科につれてみたら、なんと欠けたところを埋めてくれました。
日本の歯科の技術はすごい!!

その日も布団の上に遊んだところ、転んでまた顔を打って、唇の出血とともに埋めた歯も少し欠けてしまいましたが、まぁ、まぁ。。。もうこのくらいでは驚かなくなりました。

最後に、怪我ではありませんが、厄介なのは蚊など虫にさされることです。
うちの子はなぜかよく蚊の標的になります。

私とふたりで公園など散歩に出かけると、私はなんともないのですが、娘だけが3~4箇所蚊に刺されています。
1歳未満時には、まだかゆいという感覚が分からないようで掻いたりはしませんでしたが、
1歳半くらいになると、かいかいかいと掻いて、気がつくと血が出ていたりします。
掻いた跡が痛そうで、つい掻かないでと言ってますが、
大人でもかゆいのを我慢するのは結構大変なのに、子供にはなおさら無理ですよね。

暑かった今年の夏にも娘は蚊においしい血を提供しました。しかもたくさん!!
それがついに飛び火になり、手足口病かもしれないと思って病院に行ったら、医者に飛び火の治療をしてもらったくらいです。

あ~あ、こうやって振り返ってみると本当に散々ですね。
おかげさまで、痛さに弱い私が、怪我が多いのはある意味元気な象徴だと思い、焦らず
その時その時冷静に対応できるようになりました。
娘もそのくらいの怪我に負けず、すくすく育ってほしいですね。



←そういえば、家の前にめかたが入ってる壷が置かれたのですが、
 それを覗こうとして、その中に体がジャブン~と落ちたこともありました。
 まさかこんな小さい壷に落ちるかと思ったのですが、
 娘はこの時も、想定外の行動を見せてくれたのでした。。。


2013年10月9日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 怪我について その1

病気だけじゃありません!怪我も絶えません。
転んだり、頭を打ったり、指を挟んだりするのは日常茶飯事なのでさておき、
少し深刻だった怪我を振り返ってみますと、うちの子は結構派手な経歴の持ち主です。

まずは、1才ちょっと過ぎた頃、保育園でのことです。
保育園で公園に行ったのですが、滑り台の階段を上るときに足を捻ったようで、立つことができませんでした。

レントゲンを撮ってみましたが、特に異常なし。そもそもこの時期の赤ちゃんの骨はまだ柔らかくて全部レントゲンに写らないそうです。
歩かせようとすると泣くのですが、足を触ってみても痛くはない様子だったので、病院でもシップだけ処方してもらい、様子をみることにしました。
幸い、2週間くらいで普段通りになりました。

次の怪我は、1歳3ヶ月頃、トンビにやられました
家の近くに里山公園という大きい公園に行ったときのことです。

おばあさんが孫にソフトクリームを買って食べさせていましたが、突然トンビがヒュっと我々の横を飛んで行ったのです。そして娘が大声で泣き出しました。最初はトンビに驚いて泣いてると思い、
娘を抱き上げ慰めようとしたら、娘のほっぺにトンビの爪跡が!!

爪跡はかなり長く、血も結構出ていましたが、おばあさんが薬を塗れば大丈夫だということで、
病院にはいきませんでした。

私の住むところは海が近くて、町中にもたまにトンビが空を飛んでいます。
彼らの狙いは人の食べ物。最近トンビの被害が多いとニュースでも取り沙汰されていたのですが、まさかトンビが娘のソフトクリームを狙うとは!!
このトンビ、まだ経験不足なのか、狙ったらうまく取ればいいのに、ソフトクリームは地面に落ち、娘の顔を怪我させ、散々です。
1年以上経った今も娘のほっぺにはまるで893みたいに跡が残っています。(汗)

まだまだありますよ。
今度は2才になったばかりの頃の話で、保育園の帰りに公園に寄ったときのことです。

娘は滑り台が大好きなのですが、今までは私と一緒に上って、一人で滑っておりていましたが、
この頃自分ひとりで滑り台をおいしゃ、おいしゃと上り始めました。

その日も一人で、滑り台に上っていったので、私が手荷物をベンチに置こうとちょっと離れた隙に、滑り台の上まで上った娘が脱げそうになった靴を履こうとして、体のバランスを崩し、滑り台の天辺から地面までの階段をころころころと転がって落ちてしまいました。?!

びっくりした私はすぐ娘を抱き上げ、顔や服に付いた土を掃い、娘に怪我がないか確認してみましたが。。。奇跡的に外傷がまったくなかったのです。(再び汗)

そう、娘が大泣きしただけで済んだのでした。

娘を落ち着かせた後、「滑り台を滑ったかったのに、落ちでびっくりしたね。今度はママと一緒にあがって滑って来ようか。」と声をかけたら、娘が「うん!」というので、一緒に滑り台に上りました。そして、娘は笑顔で滑っておりることができました。本当にありがたかったのです。

娘はその後しばらく滑り台に上るときには私と一緒に上りたがったのですが、今は以前に戻り一人でよいしゃ、へいしゃといいなから上っています。


← 公園でお店ごっこをしている娘。

   最近、写真とるよ~というと、
   このポーズをとってくれるのです。

   娘いわく、にこっとしているんだそうです。(^^)






2013年10月2日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 山が次々と。。。

2回目の山は、生後6ヶ月が経った、日本でのことでした。
ほとんどの赤ちゃんがかかるという赤ちゃん発疹
38度以上の高熱が三日くらい続き、熱が下がると全身に赤い点々が現れる病気です。
原因は今でも究明されていないようで、この病気をきっかけに、赤ちゃんの免疫力が落ち、病気にかかりやすくなるそうです。
高熱の割には赤ちゃんはなんともなく普段通りに遊んでいました。

次にかかった病気は風邪です。
最初は熱、そして鼻水の症状がありました。鼻水、これ意外と厄介です。
大人みたいに鼻をかんでくれればいいのですが、赤ちゃんは、鼻水が出りゃ、出ばなしです。
何が厄介かといいますと、おっぱいを飲むときに息ができないのでおっぱいが飲めないのです。
うちの子は夜中おっぱいを飲みながら寝る子でしたので、おっぱいがうまく吸えず泣いていました。
おっぱいを吸うのは赤ちゃんの領域なので、大人としてはお手上げ。ひたすら泣く子をあやすしかありませんでした。
韓国だと病院で赤ちゃんの鼻から鼻水を吸いだしたり、またはお母さんがストローで赤ちゃんの鼻から鼻水を吸ってあげるらしいのですが、
私はそこまでする勇気はありませんでした。

この風邪を境に、今まで最大8時間続けて寝てくれた子が2時間ごとに起きるようになり、
私の睡眠不足が始まりました。

もうひとつつらい病気は胃腸炎です。
この病気は熱はもちろん、嘔吐と下痢が伴う病気で、
伝染性も強く、家族みんなが嘔吐と下痢に苦しみました。
あまりにも激しい下痢で、お尻が真っ赤になり、皮まで剥けてしまいました。
嘔吐も激しく、何かを口にするとすぐ吐いてしまうのですが、
困ったことに赤ちゃんを落ち着かせるために授乳すると、すぐ戻してしまうのでした。

下痢は、悪い菌を外に出す必要があるので、止めないほうがいいそうです。
だたし、下痢すると脱水が懸念されるので、水分の摂取が重要になります。
そのためにも嘔吐を止めることが至急です。
病院で嘔吐止めの座薬を処方され、初めて座薬を使ってみました。
薬の説明書には排便の後に使ってくださいと書いてありますが、
「そんなことは知るもんか!!という感じでした。
赤ちゃんがいつ下痢をするか分からないし、だからといって下痢をするまで待ってなんかいられないですもの。
タイミング悪く、座薬を入れたとたん、下痢をしてしまった場合は入れ直し、何とか嘔吐は止めることができました。

赤ちゃんの嘔吐は始末が厄介です。
まず、服が汚れるのでその都度着替えが必要ですし、場合によっては髪の毛を含め、体を洗ってあげなければなりません。
すんなり応じてくれる赤ちゃんならいいのですが、赤ちゃんは体調が悪いので当然泣き出します。
髪の毛を洗うと乾かさなきゃならない。。。。もう言ったら切りがありませんね。
最初は自分が戸惑って慌てましたが、これじゃ子供が落ち着かないと思い、
次からは、嘔吐で子供が戸惑わないように、「大丈夫、大丈夫」「吐きたいなら吐いてもいいよ」「吐くとすっきりするよね」と声をかけました。
どうせ着替えさせて、体を洗えばいいでしょうと気持ちを切り替え、子供にもなるべくゆったりした気持ちを持ってもらうように接したかったです。
これは効果があり、しばらくすると子供が落ち着いて寝てくれました。



 ←体調が悪いときは寝るのが一番!!
 
  でも、寝かしてもこんな調子。
  寝ながら常に布団から脱出を図っている娘です(汗)。

2013年9月25日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 最初の山。。。

子供の成長に病は素通りしたいものですが、そういうわけにはいけませんね。

韓国にいる甥と姪が赤ちゃんのときに絶えず病気にかかっていたのを見たり聞いたりしていましたので、
私もある程度覚悟はしましたが、最初の山は思ったより早く訪れました。

赤ちゃんは約6ヶ月間ほとんど病気にかからないそうです。
生まれ持った免疫力が6ヶ月間続くらしく、しかも母乳育ちの子はさらに病気にかかりにくいんだとか。

でもどこにも例外はあるものですね。そしてその例外にうちの子が含まれました。

生まれて2ヶ月経った頃でしょうか。韓国の姉の家でお世話になっていた時です。
外出から帰ってきた姉が赤ちゃんを抱いてみたら、体が熱いというのです。
夏だったし、お包みで包んでいるし、体温が少し高くてもおかしくはないかなぁと思いましたが、

体温を測ったら38度!!

一瞬赤ちゃんの瞳がおかしいような気がしました。
時間は夕方7時。近くの小児科は閉まった時間だったので、急遽タクシーを呼んで大学病院の救急室に駆け込みました。
病院で体温を測ったらまた38度!!
3ヶ月未満の赤ちゃんが熱を出したときには原因調査のため入院が必要だそうです。

しかし、その病院には空き病室がないと言われ、またタクシーを拾い、別の大学病院に行きました。
そこでも空き病室がなかったのですが、翌日なら病室が空くということで
一旦解熱剤だけをもらって家に帰ってきました。

言葉もしゃべれない赤ちゃんが一日どんなにつらかったのか。
それも知らず、母である私は、今日は赤ちゃんがよく寝てるなぁと喜んてだとは。。。
私ながら情けなく、赤ちゃんに申し訳なくて涙が止まりませんでした。

翌朝まだ熱が下がらなかったため、病院に行き、検査のため入院手続きをしました。
言葉をしゃべるのであれば、問診である程度診察できるのですが、
なにせ赤ちゃんは無言ですから、可能性のある病気について検査していくしかないそうです。
検査は三つ。まず、採血して検査
そして膀胱感染かも知れないので、おしっこの検査。この検査が結構赤ちゃんに残酷です。
綺麗なおしっこを採尿する必要があるそうですが、赤ちゃんがいつおしっこをするか分からないので、お腹に針を刺して直接膀胱から採尿するのです。

最後に脊柱から液を抽出。脳の異常を調べるためだそうです。
これも残酷。赤ちゃんをうつ伏せにさせて腰をあげたままの姿勢に固定させ、
脊柱に針を刺し、液を抽出するのですが、一定の量が必要なため、30分くらい同じ姿勢に固定させるらしいです。
また採集後には5時間くらい頭を上げてはならないため、抱いても授乳してもいけないそうです。

痛みがひとより苦手な私は説明を聞いているだけで、涙が出て堪りませんでした。
でも、万が一のため検査をしなければならない。。。

血を抜き、採尿をし、脊柱から液を採集する過程は赤ちゃんと看護師だけが部屋に入って行いました。
お母さんは立ち入り禁止
外から赤ちゃんの泣き声を聞いているだけでもかなりつらいものがありました。

ちなみにこの頃の赤ちゃんはまだ肌の痛点が未発達の状態で、泣く声の声量ほど痛さは感じないそうです。
ただ、自分の体に異物が入ってくることに泣くそうです。
でも、あかちゃんにとってかなりつらい思いだったことには間違いありません。

検査が終わり、ベッドで泣いている赤ちゃんに指しゃぶりを加えさせながら、5時間を耐えてもらいました。

検査結果が出るまで1週間かかると言われました。、
その間赤ちゃんは入院して抗生剤の入った点滴を打ちながら結果を待ちました。

幸いなことに熱は入院後すぐ下がり、検査結果もたいした異常はないとのことで、
一週間後に無事退院することができました。

←点滴を打って入院中の娘。
 

 この写真を見ると、やはりなんだかんだ健康が一番だぁと思いますね。
 

2013年9月20日金曜日

日本での育児 ~韓国の伝統的な赤ちゃん遊び

ここで韓国の伝統的な赤ちゃん遊びをご紹介します。

・トリドリ
「トリドリ」と言いながら首を横に振る遊びです。
大人が先に見本を見せて赤ちゃんが真似するようにします。
首が据わり始めたころの赤ちゃんにとって、首の運動になる遊びです。

・チャッチャクン
「チャッチャクン」と言いながら拍手をして音を出す遊びです。
目と手の相応力を鍛えます。

・コンジコンジ
チャッチャクンの次の段階の遊びです。
「コンジコンジ」と言いながら片手の人差し指で片手の手の平の中央部分をぶつける遊びです。
指の小筋肉の発達を図ります。

・チェムチェム
両手を握ったり、開いたりと、グーとパーを交互にする遊びです。
手を握りながらチェムチェムといいます。
手の掴む力を育てます。

・コネゴネ
つかまり立ちができるようになる頃の遊びです。
大人の手の裏に赤ちゃんを立たせて、「コネゴネ」といいます。
足の力を育てます。

・タロタロ
寄りかかるところがないところに赤ちゃんを立たせ、「タロタロ」と言ってあげる遊びです。
コネゴネより一段階上のレベルの遊びです。

・ブルムブルム
二つの段階があります。
ひとつは、座れるくらいの赤ちゃんには赤ちゃんが座っている状態で大人が両手で赤ちゃんの 両足を握り、
 または赤ちゃんの両脇を持ち上げ前後・左右に揺らしながら、「ブルムブルム、ブルムヤ」と歌い続けて
 あげます。

 もうひとつは、赤ちゃんが立てるなら、立った状態で赤ちゃんの両手を握り、前後・左右に揺しながら
 歌ってあげます。
 この遊びは赤ちゃんの全身運動になり、腰・脇運動、全身運動、足に力を入れてたって歩くた めの力を
 つけてあげます。

・馬乗り
一歳前後の赤ちゃんを大人の背中に乗せて、大人はひざと手で歩く遊びです。
または、赤ちゃんを大人の首に乗せてあげます。この遊びを通して赤ちゃんは不便な姿勢から
 バランスをとる練習や、身の安全を図る動作を身に付けます。
また、危ない状態を楽しむ探検心も育てます。

・瓶売り
トイレトレーニング時期の赤ちゃんを対象とする遊びです。
赤ちゃんを横にして背中におんぶしながら、「瓶買ってください~。ウンチの瓶です。」と叫ぶと、
 他の人が「いくらですか?」と聞きます。
赤ちゃんをおんぶした人が「5円です」と言います。すると、値段を聞いた人が「安い」といい、
 買おうとする仕草を見せながら赤ちゃんに近づいて行き、「くさい、くさい!」といいながら逃げて
 いく振りをします。このちょっとした劇をして、赤ちゃんに便の不潔さを教えてあげるのです。
赤ちゃんは自力で生み出したウンチを誇らしく思い、大事にする傾向がありますが、
 このような劇を通してウンチの不潔さを教えてあげます。
すると、大人の要求にもすんなり協力してくれるようになります。また、大人はほめながら
 赤ちゃんを励まし、トイレトレーニングを行います。

・子守唄
遊びではありませんが、子守唄には短くてリズムのよい言葉を繰り返すような歌詞が多いですね?
韓国の子守唄も同じで、こういう唄を聞かせてあげることで、赤ちゃんのリズム感覚や語彙力と いった
 言語感覚の発達につなげました。

←昨日は韓国のお盆でした。

  久しぶりに日本でも明るいまん丸の月が見られましたね。
  今年も実り豊かな秋になるといいですね。



2013年9月11日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と遊び

育児をしながら、一番うれしいのは子供の成長をみることですね。

生まれたばかりのときは、いつまでも寝ている赤ちゃんを見て、いつになったら目を開けてくれるかと思い、 ついつい、寝ている赤ちゃんを突っついてみたものです。

それがいつの間にか、自分の手足を見つけ遊びだし、足の親指を口に入れようと必死になったり。
そして首が据わり、抱いてくれとせがむようになり、
座らせてあげるとつい頭の重さで後ろに倒れたり。。。

うちの子は寝返りが10ヶ月に入ってからで、遅かったです。(一般的に6ヶ月に寝返りをするそうです。)

当時、子育てにおいて比較は禁物と知りつつ、ついついよその子と比べてしまう自分がいましてね、 よその子が軽々と寝返りをしてぱっと座るのを見て、娘と2人きりだったときに、布団を引き、娘の両足を交差させて寝返りさせたりもしてみました。

今思うと、そのまま成長のスピードは子供に任せ、こっちはただひたすら暖かい眼差しで見てあげればよかったのですが、子供を急かしてしまい、少し反省しています。

いざ、寝返りができるようになると、嬉しい気持ちはあっという間で、次々と手に負えないことが多くなりました。

一番困ったのは、オムツ替えです。
赤ちゃんも自分の体がころころ動けるようになるのが嬉しいみたいで、ちっともじっとしてくれないのです。
オムツを替えようとして赤ちゃんを横にさせると、おきあがり人形さんみたいにすぐころんと寝返りして、座ってしまうのです。
おしっこだけならいいけど、ウンチのついたオムツを替えるときには、スピード勝負になります。
おもちゃを渡して、赤ちゃんがおもちゃに気をとられている間に、さっさっさっとオムツを替えました。

はいはいができるようになったときには、我が家に小さな探検家の誕生です。
引き出しを開けたり、流し台の下や食器棚を開けたり家中を探検して回るのです。。。

こんな時は赤ちゃん柵を建てて、赤ちゃんが台所に入ってこないようにする家もありますが、

私はわざと台所を開放しました。割れやすいものや口に入れてはいけないものは赤ちゃんの手の届かないところに置き、100円ショップで色とりどりのプラスティックでできているコップやお皿、ママごっこのおもちゃを買って、 食器棚の中に入れておきました。

内心、子供が食器棚を開けて喜ぶ姿をみたかったのですが、子供が一番興味をもったのは実際の厨房用品(ざる、ボール、おたま、フライ返し、なべ、フライパン)や 食材(じゃがいも、さつまいも、にんじん、なす)でしたね。

特に、さつまいもをゆでようと思って用意した鍋をほしがって渡したら、水の入った鍋からさつまいもを出したり、入れたり、 とっても楽しそうに遊んでいました。

「つかみ立」ができるようになってからは、冷蔵庫まで「はいはい」してきて野菜室(最下段)を開けるや否や、中を覗き込もうと必死に背伸びをしてましたね。





歩き始めたのは1年1ヶ月のとき。
立ったまま私に抱っこされたくて、私のところに来ようとして一歩踏み出したのが始まりでした。
歩く姿がまたかわいいです。本人の一生懸命な姿にも感心しますが、ふらふらしながらも
親のところに笑顔でよってくる姿も愛おしいです。

この時期に、子供の大好きな遊びはなんといっても「いないいないばぁ」遊び。
こんな簡単なことで、そんなに喜ぶとは思いませんでした。

もうじき2歳になる今でも「いないいないばぁ」と遊んであげると、大喜び!! なのです。

2013年9月4日水曜日

また寄り道を。。。

子育てをしていると、私自身の幼少期がどうたっだのか気になるときが度々あります。

親がすぐそばにいれば、「私が子供のときはどうだった?」と聞いてみるのですが、
海を渡った韓国にいるもので。。。その代わり、今の私の姿から推測してみます。

私は声が小さいです。
自分は大きい声を出したつもりでも、他人の耳には届かないことが日常茶飯事。
たまに小さい声がストレスになることもあって、私も声がでっかいといいなぁと思うときもしばしば。

私の小さい声。遺伝かといいますといや。。。どうもそうでもないようです。
うちは5人家族ですが、父、母、兄、姉、皆声が大きいです。お盆などに、家族が集まるとうるさいこと、うるさいこと。
夫が初めてうちの家族に会ったときにも、声の大きさに驚いたそうです。
いったいなんで私だけが小さいのか。。。少し疑問でしたが、
最近娘を見て自分なりに納得のいく答えを見つけました。

赤ちゃんって声が大きいですよね?泣き声はもちろん、電車の中で喃語をしゃべている赤ちゃんとか見てもみんな声が大きいです。
赤ちゃんは一生懸命自分の意思を伝えようとして、大きな声を出すのです。

うちの娘(1歳10ヶ月)もかなり大きいです。
あの小さい体から出る声量だとは思えないくらい大きい声で自分の意思を主張しています。

「あ~ん、あ~ん」(泣き声)
「やだやだやだ」
「いたい!」
「おいしい」
「あはははは」(笑う声)
「ママ~おいで~」
「アッパ~」(パパの韓国語)
そんな娘の声が聞こえると、体が自然と振り向きます。
そんな娘を見ていると、私も生まれたときにはきっと声が大きかった。。。と思います。

そこで、私の過去にさかのぼりますと。。。

「おとなしい子がいい子」と思っている幼い自分が見えます。
おとなしいというのは、親の言うことをよく聞く、じっとしている、走り回らない、そして大きい声を出さない。。。
今考えるとそれは大人にとっての都合の「いい子」でした。

そして、幼い私は大人から「おとなしくていい子だね」とほめてもらうために頑張ります。
それが親を喜ばせることだと思ったからです。
「いい子」とほめられるときにはいいのですが、同時に友達と遊べなくて遠くから友達が遊んでいる様子を寂しい気持ちで眺めている自分がいます。
無理して自分の気持ちを殺している子供が見えます。

今は私の中にいる幼い私にこう言ってあげたいです。

「子供なのに、親思いでよく頑張ったね。」
「もう自分の気持ちに素直になってもいいんだよ。それでもいい子だよ。」
「はしゃいでも、大きい声を出してもいい子だよ。」

「だってあなたは神の作品だもの。あなたはあなたのままでいいんだよ。」


← ひな祭りに写真を撮ろうと、
  ハンボク(韓国の伝統服)を着せてみましたが、
  嫌がる娘を無視して着せたら、ついに大泣き。。。
  結局この写真一枚撮って脱がせました。
  ヒュ~、やはり泣き声は大きいですなぁ(汗)。

2013年8月28日水曜日

ちょっと寄り道を。。。

このブログですが、自分自身が元気で、機嫌がいいときは、すらすらと書きたい文章が頭に浮かびます。
長い文章でもあっという間に書けちゃうし、書いた文も生き生きとして読みやすい気がします。

逆に、体調が良くなくて、疲れていると、
ひとつの文章を書くのにも全力で頭を絞らなければならないし、書いた文章もいまいちなんですよね~。

というのも、ここしばらくブログを書くのを休んでいた言い訳をこれから話したいからなのです(へへ)。

4月末から3週間、今まで経験したことのない胃もたれ、胃痛に襲われていました。

症状としては、何かを食べるとすぐに胃もたれを感じ、続いて痛みがくるのですが。。。
その痛みというのが、小さい風船に大きい石を無理やり入れようとして風船が破れそうになる直前のような感じなのです。。。。このような表現で分かりますかね?

そういえば、育児に空腹は厳禁!と思って(お腹がすくと、すぐダウンしてしまいます)、
最近退社して子供を迎えにいく途中にパンやお菓子をチョコチョコと口に入れていましたが、それが胃に負担をかけたのかな?

そう思って、食べる回数や量を減らしてみると、今度はハリネズミを丸呑みしたかのようにひりひりとした胃痛がはじまるのです。
本当にたちのわるい症状でした。
夜中、吐き気がしてトイレに突進しましたが、出るのは涙だけ。
口の中に指をつっこんでも出るのはやはり涙だけ。

時間が薬だろうと1週間我慢していましたが、会社の先輩の後押しで病院に行くことにしました。
お医者さんが私のお腹をとんとんと叩きながら診察した後、一言。
"育児からのストレスが原因ではないでしょうか。薬を出すので様子を見ましょう。胃カメラはまた今度にしましょう。"
胃カメラを飲まされないか心配だった私はほっとしましたが、えっ?原因が育児のストレスって??

こんなにつらい症状が出るほど、私にストレスがあったっけ?

確かに1歳10ヶ月になる娘は夜4-5回は起きるし、いまだに母乳を飲まさせられてるし(子供におっぱい!と命令されるのです)、
夕食を作るのも一苦労ですし(食が細い子供のため、毎日今日は何を食べさせようか悩んだり、子供が遊ぼうとせがむので食事を作るのに2時間もかかったりするのです)、
色々大変なことはありますけど、こういうことはしょうがないと現状を受け入れていたつもりだったのでストレスを受けているとは思っていなかったのです。

しかも子供と遊ぶのは体力は要るけど、割と楽しいなぁと思っていたところでした。
多分、状況は受け入れているつもりだったけど、やはりじわりじわりと無意識の中ではストレスが溜まっていたのでしょうかね。。。

育児には、こういったストレスともうまく付き合う必要があるんですね。


あ、今はほとんど治りました。
まだ少し胃もたれ感は残っていますが、ほら、このようにブログを書いているんじゃありませんか。


←もしもし~。
  
 子供なら誰でも通る道、電話遊び。
 ちょっと待って、持ち方が逆ですけど?!!

2013年8月21日水曜日

保育園デビュー 罪悪感のような気が。。。

娘が11ヶ月目、いよいよ保育園デビューです。

ほどなくして、事前説明を聞きに保育園を訪問しました。

最初の一ヶ月間はならし保育を行うとのことで、
初日は1時間から、少し慣れたら2時間、3時間と、1ヶ月をかけて保育園にならして行くのです。

私のこどもの時には幼稚園はありましたが、保育園はありませんでした。
保育園というと共産主義の国、つまり北朝鮮にあるものという認識がどこかにあったので、
保育園にこどもを預けるんだと思うとなんだか共産主義の国家に住んでいるような妙な気分になりました。

保育園の準備品:
オムツ、おやつ・食事に使う前掛けとタオル、着替え、お昼寝用の毛布(夏だったのでバスタオルでOK)
手拭タオル、つかったオムツを持って帰るためのビニール袋、コップ、雑巾、ティッシュ

夫と一緒に、雑巾を作るため家にあるタオルを縫ったり、準備品に子供の名前を書いたりしていると
「あぁ、私も本当に親になったんだなぁ」と改めて思いました。

入園前日、
私はまるで子供を里子に出す親のような気分になって、子供に対していつもよりも、もっとやさしく、もっと一生懸命になって遊んであげました。

そして入園当日。
娘はちょうど人見知りをする時期でもあって、保育士さんに抱かれた瞬間、
私から目を離さず全身で泣き始めました。まるで「私を見捨てるな~」と言わんばかりに。

保育士さんには、「みんななれるまでは泣きますよ」と、親が見えるともっと泣くから、子供を預けたらすぐ帰ってほしいと言われ、保育園のドアを出ましたが、その足の重いこと重いこと。。。

家までの帰り道、こどものつらさを考えると罪悪感のようなものを感じる一方、1時間の自由が私に与えられたと妙な開放感がありました。

その1時間、今のうちに掃除しようと、さっさと家に帰って掃除をしました。
そもそも掃除が苦手な私ですが、1人で掃除することってこんなに楽なんだと思って、つい1人ならいくらでも掃除できそうな気までしました。

1時間後、急いで掃除を終わらせ、娘を迎えに行くと
保育士に抱かれて泣き止んでいる娘が、私を見るやいなや、また全身泣き。。。

私が抱き上げるとすぐ泣き止むのを見て、この子にとって1時間がどんな気持ちだったのか、親に捨てられたという不安と必死に戦っていたんだと思うと、少し胸が痛くなりました。

ややつらいですが、楽しいことだけでなく、こんなつらいことも一緒に乗り越えて、親も子も少しずつ成長していくんでしょうね。。。

そんな初日大泣きのうちの子が泣かずに保育園にいけるようになるまでは8ヶ月がかかりました。
もちろん22ヶ月(保育園に行くようになってからは10ヶ月目)になった今でもたまには大泣きしますが。。。

基本的に保育園に行くのはあまり好きじゃない。。というか母と一緒にいたいという気持ちが強いのですが、お母さんは仕事にいくんだ。後で私を迎えに来てくれるんだというのが少しづつ分かってきたんだと思います。

今朝も、着替えを嫌がっていましたが、
「保育園にいくよ」と言ったら、すんなり着替えさせてくれましたし、
玄関まで走っている私の後ろをパタパタとついてきて、さっさと乳母車に乗ってくれました。

ありがとう~、 むすめ。
そして、一緒に頑張ろうね。


←「保育園にいくよ~」という声で玄関まできてくれた娘。

いつからでしょうか、
保育園に行くときに何かを持っていきたがるようになりました。
それが人形だったり、本だったり、玩具だったり。。。

この日はあのサンタさん。

保育園では私物の持込禁止なので、娘が持っていったものは私が持って帰ります。

2013年8月14日水曜日

保育園の話 韓国では「こどもの家」といいます。

育児休暇は出産後1年間です。

仕事に復帰するためには、子供を預がってくれるところをを探す必要がありますよね?

日本では子供を預けるというと、まず保育園を浮かぶのではないでしょうか?

韓国では家庭の事情などもあるでしょうが、まず自分の親か夫の親へ預けることを思い浮かべるのではないかと思います。

以前にも言いましたが、韓国での育児休暇は公務員を除いて、一般の企業では出産後3ヶ月間だけです。

3ヶ月の赤ちゃんというとやっと首が据わり始める頃です。
保育園に預けるのには、いささか早すぎるので、大体は家族の中で預かってくれる人を探すわけです。

おじいさん、おばあさんだと自分の孫ですし、愛を注いで育ててくれるので安心です。
また、残業が発生しても子供のお迎えなどを気にすることもありません。

次の選択肢は、家庭保育者を雇うことでしょうか。いわゆるベビーシッターです。
自分の家まで来てくれる人を雇う場合と、家庭保育者の家まで子供を連れて行くというパターンがあります。

そして保育園です。
韓国では保育園という言葉も使いますが、現在は「こどもの家」という表現を使います。

韓国の政府からは、
「こどもの家」に預ける場合は、補助金を、
家庭保育の場合は、家庭保育手当てが支給されます。

韓国でも、決して保育園が充実しているとはいえませんが、
上記のように預けるところにおいて日本よりは選択肢が多いため、
日本のように、保育園待ちの状態はあまり聞かないのです。

さて、私は日本での暮らしなので、保育園を探さなければなりません。
4月からの入園なら、入れ替わる人数が多いため入りやすいようですが、
私の場合は8月からの入園になるため、途中入園となります。

保育園の施設が絶対的に足りないと騒がれている中、私が住んでいるところは新しいマンションも多く、こどもの数も多いため、希望する保育園に入園できるか心配でした。

一方、入園できなかった場合に限り、育児休暇が最大3ヶ月延長できる制度があると聞いたので、
入園できなくてもっと育児休暇がもらえたらという気持ちもあったりもしましたが。。。

心配をよそに第一希望だった保育園に入園が決まりました~!!(パチバチバチ~)
そこは家から徒歩5分のところです。

後から聞いたのですが、その保育園はこの近辺のお母さんたちには人気が高かったらしく、私は本当に運がよかったんだな~と思いました。


← 11ヶ月の娘。
   
   まだなんでも口に入れたがる時期ですね。
   ある日、笛を吹いてあげたら、音が出ることに興味津々!
   私もやりたい~と笛を手にとってみました。
   吹くのかな??いや、やっぱりベロベロ~。

   こんな娘ですが、保育園の生活、大丈夫ですかね?

2013年8月7日水曜日

離乳食、始めました! 牛肉を食べさせます、もちろんキムチも!

食の話の中に何なんですが、うんちの話も少しします。

私がびっくりしたのは、離乳食を始めたら、うんちが固形に変わったことです。

離乳食前までは黄色いの下痢のようなうんちが出ていましたが、10倍粥をたった1ティースプーン食べただけでうんちが固まりになったのには驚きです!人間の体は不思議ですね

***

最後になりましたが、日本と韓国の離乳食に違う点についても少し話したいと思います。
離乳食は個人差が大きいといわれますが、やはり文化の差もあります。

一番大きい違いは牛肉を食べさせる時期でしょうか。

日本ではお肉は消化に悪いといって早くても離乳食にしてから1ヶ月後に食べさせるのが普通だそうですが、韓国ではこの時期成長に絶対的に必要な鉄分不足を補うため、離乳食の3日目から牛肉を食べさせることを勧めています。

調理方法は牛肉の赤身を水にさらして血抜きをしてから、細かく切って、お粥に入れ、少し煮込んで出来上がりです。
ちなみに、私も食べさせました。

離乳食のベースとなる出汁ですが、日本は昆布やかつおからだしを取ることが多いですね。
韓国は昆布も多いのですが、牛肉や鶏肉からだしを取る場合が多いのです。

使う食材にも違いがあります。
韓国ではズッキーニがよく使われます。またにんにくも比較的に早めのうちから使います。
私の場合、娘の食欲をそそるため、8ヶ月から使いました。

次は味噌についてです。韓国と日本の味噌の味にはだいぶ違いがあります。
(日本の味噌は甘め、韓国の味噌はからめ)
このためか日本では子供に対して比較的早いうちから使うようですが、韓国では塩分を考慮してなるべく使わないようにします。

しかし私は、日韓関係なく両方の味噌を8ヶ月から使いました。

そして韓国といえばキムチです。もちろんそのままでは食べさせません。

辛くないキムチを食べされる場合もありますが、
一般的には普通のキムチを水に洗って、小さくちぎって食べさせます。
早い子は1歳からでしょうか。

ちなみに、うちの子はキムチを食べません。食べさせてはみたのですが、どうやら辛いものが苦手なようです。

人それぞれなのでしょう。

私の知り合いの子供は1歳で、キムチの汁まで飲み干すほどキムチ好きでしたが。。。


← 初とうもろこし。

1歳過ぎたばかりの頃でしょうか。
もしかしてと思って渡したとうもろこしを娘がかじりました。
半分に割ったとうもろこしが娘の顔より長いです。




                            アイス大好き~!! →









← ある日のおかず。

娘の食卓。贅沢でしょう~?(笑)
娘の食欲を湧かすために、こんな工夫もしてみました。
真ん中の白いものは韓国語で「魚」と書いてあります。

2013年7月31日水曜日

離乳食、始めました! そして、娘の意見を尊重することに‥

そこで、私も考えを変えて、娘の意思をもっと尊重してあげようと思いました。

なぜなら、このままだと楽しいはずの食事がつらいものになりそうだったし、そもそも無理やり食べさせること自体が無理だというのが分かったからです。

少し私の欲を捨てて、子供の意思を尊重して、その様子を見たところ、

1日1食も食べない日も多々ありましたが、ある日はなんでもよく食べたり、ある日はおかずだけ食べたりと、その日だけ見ると偏食に見えますが、

長いスパンでみると、ごはん、お肉、魚、野菜、果物を一通り食べていることが分かりました。
もちろん、娘が以前みたいに食卓で泣くこともなくなりました。

また、娘が焼き魚なら割りとよく食べるということが分かりました。
魚の食感と塩分の強いのがおいしく感じたようで、私が食べてもごはんなしには食べられない鮭を、ごはんなしでパクパク口に持っていくのです。

その後、魚をよく焼くことにしました。そしてごはんの上に魚を乗せて食べさせると、ごはんも食べてくれるようになりました。

食べる量があまりにも少量なので、心配していましたが、体重が減ることはなく、少しずつですが増えているので、今の量が娘には適量なのかも知れませんね。

そしてついに、娘がほうれん草を指差して自らこれを食べたいと意思表示したのです。
この何ヶ月か緑のはっぱの野菜はごっそり食べさせても、よくも感知してペーと出していた娘でしたから、ちょっぴり感動!

あ~、子供はほっといても(正確にいうと子供の意思を尊重してあげるだけでも)
いい方向に向かっていくんだということを少し実感しました。

かえって、大人が一方的にいい方向に連れて行こうとすると娘は反発するような気がします。
(この気持ち、分からんでもないです。これは私の性格に似たのかな。。。--;;)

結果的に、私が離乳食に抱いた内容(前回書いた①~⑥)は、①を除きすべて私の夢で終わってしまいました。

でも一番ハードルの高い①のアレルギーがクリアーできたんだから、幸いと言えるでしょう。


← いよいよ手づかみで食べるようになりました~。




次はスプーンにチャレンジ! →

←フォークも使ってみよう!!


 フォークとスプーンは食べる道具というより、落下実験の対象でした。 食事の時に尊重したのは、食べたいという気持ちだけでなく、遊びたいという気持ちもです。この時期、あまりにも落とすので、スプーンとフォークは4つくらい用意して食べさせていましたね。

2013年7月24日水曜日

離乳食、始めました! が、思うように食べてくれない orz

私の経験からだと、子供は6ヶ月ごとに山を向かえ、それを超えて成長していくような気がします。

その最初の山、離乳食。
今まで人間が何かを噛んで食べる行動についてとても当たり前に思ってましたが、
私たちは訓練によってしっかりと仕込まれていたのですね。(笑)

離乳食をする上で、私が気にかけていたのと子供に願ったのは、
①アレルギーはないか?
②ちゃんと座って食べられるか?
③毎食、必要な栄養がちゃんととれているか?
④塩分には気をつけよう。
⑤好き嫌いなく、たくさん食べてほしい。
⑥いろんな味を味わい、食感を感じてほしい。

離乳食は6ヶ月になってからはじめてくださいとの医者のアドバイス通り、6が月目に入った日、離乳食を始めました。

娘もこの頃よだれがだらだらと出始めていて、離乳食を食べる準備ができましたよと合図を発信しているようでした。

離乳食の初日。
米量の10倍水で炊く10倍粥をティースプーンで一匙食べさせたら、
いつもの母乳と違う味でびっくりする一方、好奇心の顔をしながら食べてくれました。
その姿はなんどもいえないかわいさがありましたね。

1回の食べる量が増え、10倍粥から7倍粥に、そして5倍粥に、、、お米だけでなく、うどんにしたり、パンにしたり、野菜をいれたり、お肉をいれたり。。。。果物もたべさせたり、ヨーグルトを食べさせたり。。。

最初はものめずらしさもあったでしょう、順調だった離乳食でしたが、ある日から食べたり、食べなかったり、食べる量が減ったりして、どんどん食べさせることが娘との戦いになってしまいました。

知り合いにこのことを相談したら、赤ちゃんが食べないときにそれを許すといけない。と言われました。

決まった分量は口を開けさせてでも食べさせる。そうしないと後でもっと苦労するとのことでした。
よっし、やってみよう!でも。。。娘の口を開けるのは1回か2回で断念。娘は頑として唇に力を入、絶対開けさせてくれませんでした。

次は懐柔策。赤ちゃん向け番組を録画して見せたり、おもちゃを与えたりして何とか食べさせたのですが、それもどんどん効き目がなくなりました。
ついに、私も意地になって全部食べるまでにはテーブルから下ろしてあげないと言って、2時間ほど泣いてもテーブルに座らせましたが、

結局食べてもらえず、私の負け。。。

余談ですが、アフリカみたいに絶対的な食料不足の国でない限り、栄養失調になる赤ちゃんはいないそうです。

ある本によると、いろんな食べ物を並べて子供に好きな食べ物を食べてもらうという実験があったそうです。

最初、子供は自分が好きなものばっかり食べましたが、2週間にかけて観察してみたら、総合的に子供は体の成長に必要な栄養素をちゃんと摂っていたそうです。

つまり、大人が無理やり食べさせなくても、子供は自分に必要なものは食べるというのです。


←全身を使って食べている娘。

 手で触ってみたり、こぼしてみたり、
 落としてみたり、少し食べてもみたり。。。

 いつの間にか食べ物は
 テーブルいっぱいに広がり、
 顔中に散らかっていました。
 

2013年7月17日水曜日

この時期一度は離婚を考える?! (韓国の本に載っていたこと)

韓国の本でしたが、その本によると、この時期に一度も離婚を考えていない韓国女性はいないそうです。

そういえば、私も夜中起こされ子供に授乳しながら、このままこの人と大丈夫かしらと思ったことが時々ありました。

また、男性は自分がお父さんになったということを自覚するまで約3ヶ月かかると聞きました。

詳しい理由は分かりませんが、そういえば、うちもそうだったのかも知れません。

私の夫の場合、私と娘が出産後3ヶ月間韓国にいましたので、日本に帰ってきてから3ヶ月、合計6ヶ月がお父さんの自覚を持つために必要な期間だったかも知れません。

それを知ってからは夫を見る目にも少し余裕ができました。待ってあげる必要があるとのことがわかったからです。

とは言ううものの、やはりこの時期は一番大変な時期!

夫の積極的な育児参加が欲しいンです!!

育児書に関してはまた後に触れたいと思います。

あ、そうだ。この前夫に「仕事中に娘に会いたくなったことはないか?」と聞いたことがありました。
「ないっ」とキッパリ言われてしまいました。。。

今仕事に復帰している私も仕事中には家族のことはほとんど考えていませんね。
これで、私が日本に帰ってくるとき、最初抱いた夢が本当に夢だったことを実感できました。

次は離乳食の話をしたいと思います。
離乳食、ここも日本と韓国の文化の違いが???

私の育児奮闘はまだまだ続きます。



← なんでも口に入れたがる時期の娘。

 今日の狙いはパパのお昼ご飯カップラーメン。
 自分の顔より大きいのに、パックと。
 ワイルドだぜ~~~。
 
 きれいなおもちゃがいっぱいあるのに、
 子供はこういうものが好きですよね~。

2013年7月10日水曜日

厳しい子育て…でも心のエネルギーを充電して!

また、夫は帰宅すると着替えながらでも、ごはんを食べながらでもすぐにテレビに視線を
投げていることにもいらいらしました。

(お父さん、テレビよりも私と赤ちゃんの様子をちゃんと気にして下さい(>人<;))

このような育児の孤軍奮闘の中でも、息抜きができたのは、夫の実家の助けがあったおかげでした。

夫の実家は歩いて15分程度の距離にあります。味噌汁の冷めない距離ですね。

待ち望んだ孫だったこともあり、義父も義母も孫である娘をとてもかわいがってくれていますし
私のことも実の娘のようにかわいがってくれています。

週末は孫の成長振りを見せようと実家に行っていましたが、そのたび娘の面倒を見てくれて
私にとっては数すくない休みの時間を提供してもらえた気分でした。

お年寄り2人がオムツ替えに奮闘する姿は面白半分、孫への愛が感じられ、微笑ましい風景でもありました。

またうちにも来てくれて、私に休みの時間を作ってくれました。

もうひとつの息抜き、いやエネルギーの充電でもいいますか。育児に関する本を読むことでした。

何冊かは出産前にも読みましたが、これが出産後に再度読むとまた受け入れ方が違います。
とっても現実味を増して、うん、うん、そう、そうとうなずきながら読めるのです。

本には先輩たちの話なども書いてあり、だれでも通る道なんだと思うと少しほっとするのです。
そして赤ちゃんについての最新情報も勉強でき、赤ちゃんにこのように接しようと気持ちを改められるのです。

育児に疲れ、私の電池が切れ掛かっていると感じる時にはトイレなどで育児書を読みながら心のエネルギーを充電していました。


←「プルムパパの子供をよく育てる内面の旅」(著者:チェ・ヒス)

最近読んだ育児に関する本です。韓国から取り寄せして読みました。
どうして子育てが大変ですかという質問に対して、自分の中に、子供のときに受けた傷があるからだと答えています。うまく子育てするためには、まず自分の中にある傷の治療が先行する必要があると言っています。
日本語で翻訳されたら、是非読んでみてください。
 



←「子どもへのまなざし」(著者:佐々木正美)

日本語の本ではこれが今まで読んだ本の中で一番よかったです。
こどもの成長段階についてとても分かりやすく書いてあります。
こどもの成長段階を知るだけでも育児がうん~とやりやすく、楽しくなると思います。







←「かわいがり子育て」(著者:佐々木正美)

もう一冊読んでよかったという本です。
上の「子どもへのまなざし」と同じ著者の本です。今気がつきました(^^;)。
この本には、「3歳までいくらかわいがってもかわいがりすぎることはありません。」と書いてあります。それほどこどもは親の愛をとても必要とするのですね。育児において心に刻んでおきたい一言です。

2013年7月4日木曜日

授乳とお風呂と‥お願い夫よ。。。

授乳も夫には無理でした。出産前には、私より自分のおっぱいが大きいと自慢していた?のに。
それでも母乳を搾っておいて、夫に飲ませてもらおうと試しましたが、

赤ちゃんが哺乳瓶を強く拒否しましたので、結局これも挫折。。。しました。

赤ちゃんのお風呂ですが、私1人では無理だったので、夫が仕事から帰ってくるのを待って、
夫と一緒にお風呂に入れました。

どちらかがお風呂に入るときに、赤ちゃんも一緒にお風呂に入れてあげればよかったのですが、

私は体調の関係でちょっときびしかったし、夫には「1人じゃできない」とあっさり宣言されてしまったので、夫婦の共同作業で赤ちゃんをお風呂に入れることにしたのでした。

そのため、お風呂に入れる時間が夜9時、寝かせる時間が夜10~12時というパターンになってしまい必然的に私たちの寝る時間も遅くなっていきました。

ミルクものませられない、お風呂にも一人でいれられない
それじゃ、赤ちゃんと遊ぶことくらいは?
夫1人ででもできるでしょう。。。と普通は考えますよね。

しかし、皆様のご想像通り‥‥  できませんでした。 とほほ‥

3ヶ月間パパと離れていたこともあり、パパも赤ちゃんになれず、赤ちゃんもパパになれず、
夫に赤ちゃんを預けようとすると、赤ちゃんがママじゃないとだめと言わんばかりに大泣きしたため、仕方なくメインは私が遊んであげて、夫は横で声をかける程度でしかありませんでした。

あ~あ、旦那様よ、もう少ししっかりしてくれませんかね?

本当にこの時期は、夫に色々と腹がたったものです。

会社の飲み会には必ず出席するわ、
(もちろん私もOKを出しましたが、背中を押してもらっても自ら慎むべきでしょう?)

週末一人だけで2泊のスキーに行くわ、
(赤ちゃんと親密な関係を築く大事な時期なのに?夜中赤ちゃんが熱でも出したらどうしたらよいの?)

中でも一番腹がたったのは、夫は寝てしまうと赤ちゃんがどんなに大きな声で泣いても絶対起きないことです。
いびきがひどいのはある意味しようがないのですが、ある晩などは、赤ちゃんが夫に押しつぶされ、体をバタバタしながら泣いていても、全く気がつかないで寝ていました。
さすがにこの時は腹立たしいを通り越してあきれてしまいました。

私はいくら疲れて寝ていても赤ちゃんが立てた小さい音でもぱっと目が覚めます。
しかし不思議なことに夫にはまったく聞こえないそうなのです。

どこの家も同じなのでしょうか、男性は一旦寝てしまうと起きない人が多いとよく聞きます。
これは動物的な生理現象なのでしょうかね??

でも、2時間ごとに起きる赤ちゃんを抱き、おっぱいを飲ませながら、横でいびきをかいてガーガー寝ている夫を見ていると、力さえあればすぐにもベランダの窓からほうり出したい気持ちに駆られたものです。

← 娘と夫。
並んで寝かせたのが


 数分後に確認すると


 こんな感じに・・・。→


 

2013年6月26日水曜日

日本での生活が始まります。


出産から3カ月後体調が完全に回復しないまま、日本に帰ってきました。

私としては日本に帰ったら、何もかも夫にとことんやってもらうつもりでした。

夫は仕事中にも赤ちゃんのことを思い出し、退社後はまっすぐ家に帰ってきて、
愛妻と愛娘のために尽くすでしょう。。。

とあまい夢をいだいていたのです。

韓国では育児や家事は基本女性の役割として認識されていますが、
ここは日本!しかも私の夫です。かなり期待を持っていたのです。

しかし、いざ蓋をあけてみると~~、ことごとく期待外れの連続です。

まず、家事(掃除、洗濯、料理)は、夫の出勤時間が朝6時半、
帰宅時間が夜8~9時だったので無理でした。

掃除・洗濯は、私が午前中に赤ちゃんをおんぶしながら行いました。

赤ちゃんは掃除機の音で落ち着くといわれますが、本当に掃除中には背中でよく寝ていました。
買い物は赤ちゃんを抱っこして、食事の用意は赤ちゃんが寝ている間に行いました。

出産後は重いものを持ったないようにと母からも言われていましたが、
毎日赤ちゃんをおんぶや抱っこしなければならなかったので、
本当に今まで経験したことのない痛みが節々にあらわれました。

あっ、重い物をもってはいけないとはこれのことだったのか。。。

この痛みとの戦いがこれから3か月も続いたのでございます。T.,T

今考えるとこれが日本での大変な生活の始まりを暗示していたようでした。







100日の直前に頭を坊主にした娘。
  この頃外に出ると、「あら、かわいい~、坊ちゃん?」って、よく聞かれました。^^;
  あの椅子に座らせ、少し揺らしてあげれば静かにしてくれるかと期待しましたが、
  すぐ「あ~~ん、あ~~~ん」と泣き出す娘。
  これから日本の生活に慣れてくれるのでしょうか。。。

 
 
  

2013年6月19日水曜日

これは驚かれました。出産後の注意事項!?


韓国で出産後の注意事項とよく言われるのが、体を絶対冷やさないようにする、

体に負荷をかけないことです。

出産後には体の関節がすべて緩んでしまうため、体を冷やしたり、重いものを持ったりすると後々節々が痛むそうです。

体を冷やさないようにするためには、たとえば、冷たい風に体を当てないこと、家の中でも靴下を履く、シャワーを我慢するといったことがあります。

ん??シャワーを我慢するって??

日本では、湯船に入る習慣がありますが、韓国では大体がシャワーだけで済まします。
シャワーだけ浴びて、外に出ると体が冷えてしまうのです。

そのため、私も出産後2週間はシャワーを我慢したのです。これには会社の同僚もびっくりしていました。

体に負荷をかけないためには、重いものは絶対持たない(赤ちゃんもなるべく抱かない)、歯磨きもやさしく、軽めにします。

私は7月末に出産したのですが、真夏にもかかわらず、出産後しばらくババシャツやババズボン、腹巻をしていました。

ここまでが出産後韓国での生活でした。

次回からは日本に帰ってきてからの生活です。

いよいよ育児の奮闘が始まります。





← 鎌倉のあじさい。
   本文に合った写真が見つからず、今日は鎌倉のあじさい写真を。。。
   今、梅雨の時期にはあじさいですよね?
   日本に来てあっちこっちに咲いているあじさいを見て、一目ぼれ!
   6月がすっかり好きになりました。
   ちなみに、韓国ではあじさいのことを水菊(スグッ)と言います。
   名前からも雨があってこその花って感じがしますね。