2015年3月9日月曜日

パパとママの育児方法の違い

この頃、娘(3才8か月)がよく夫に懐いています。

それもそのはず。
今一番体で遊びたい時期ですが、
私はすぐ力が底を付き、あまり遊んであげません。
その一方、夫はまさに体当たりでいつまでも娘と遊んであげていますからね。

例えば、だっこ。
今12.5キロに達している娘は重い、重い。
家の中でも外でも抱っこは夫の出番です。

そして馬のり。
私が床を拭いて、布団をセットするために背中を曲げると、
娘は「あ、馬だ」と言わんばかりに、すぐ私の背中に乗ります。
私は少しで「重い、重い」と連発して娘を下します。
でも、夫は娘が「お馬して」と言うと、すぐ馬になってあげて
家中をうろうろ。

肩車や逆立ちの姿勢で持ち上げるなどの力が必要な遊びも
娘がやりたいというと、夫は嫌な顔せずいつでも応じています。

仕事からの帰りでも
すぐ娘と体を張って遊んでいる夫の姿を見ていると
「すごいなぁ」とつい感心してしまいます。

娘と夫が仲良くなる日を待っていた私には
とてもありがたいことで、
夫には娘の世話も積極的にお願いしていますが。。。

最近、夫が娘の世話をとても楽々とこなしているということに
気付きました。

というのは、
私は、娘の世話をするのに力が要りますが、
夫は、すべてを言葉で済ましているのです。

例えば、トイレの件。

私は、娘をトイレまで連れて行き、
娘の服を脱ぎ、便器に座らせ、
娘が用を済ますと拭いてあげて、服を着せるという風にやっています。

夫の場合は、娘と一緒にトイレに行きますが、その後が夫のすごいところ。
「ズボン脱いで」
「パンツも脱ぐんだよ」
「自分で座る?」
「おしっこ終わった?」
「じゃ、拭いて」
「パンツ履いて」
「ズボン履いて」
なんと、夫は指一本動かず、全部言葉で娘に指示を出しているんです。
面白いことに、娘も夫の言葉にちゃんと従います。
時には、娘が自らトイレのドアーまで閉めて、一人で全部済ましてから出てきます。
夫はただドアの外で待つだけです。

着替えもそうです。

私は、服を脱がせ、新しい服を着せてあげるのですが、
夫は、「着替えて~」というだけ。
すると、気が付けば、娘はちゃんと自分で服を選んで着換えています。
(たまに、前と後ろを間違えたり、同じような服を2枚着たりもしますが。。。)

顔洗うのも同じ。
私は、洗面台の鏡の前で顔遊びをしながら娘の機嫌をとって顔を洗ってあげるのですが、
夫は娘の後ろに立って、「顔を洗ってください」というだけ。
娘はしばらく水遊びをしますが、最後は自分で顔を洗います。
(その代り、服はびしょ濡れになってしまいますが。。。)

男と女で育児方法が違うという話は聞いたことがありましたが、
違うところか、むしろ夫が私より育児上手かも知れませんね。

そこで私も夫の真似をして、手伝わず、口だけで言ってみたのですが、
娘は、「ママがいい」と言いながら、甘えん坊に変身。
また、私も時間の追われ、夫みたいにゆったりと娘を待ててあげられないということにも
気付きました。

今は、私は私なりの方法で、夫は夫なりの方法で育児をしています。
娘にとっては甘える時もあり、しっかりする時もあって、ある意味バランスが取れているかもしれせんね。

でも、たまに、口だけで娘を動かせる夫がうらやましくなります。

←寝ながらキック。
 それでも、夫はぐ~ぐ~ぐ~。