2014年1月31日金曜日

韓国に着きました!

ここは韓国です。
いくつか山はありましたが、昨日無事こちらに到着しました。

<山その1、出国の手続き>
娘は日本と韓国両方の国籍を持っているのですが、
パスポートは韓国のものしかありません。
確かどちらかの国のパスポートを持てば良いはずでしたが、
早速出国の手続きの窓口で引っかかりました。
日本人であれば日本のパスポートが必要だとか。
しばらく待たされたのですが、調べてもらった結果
幸いにも、次からは日本のパスポートを作ってくださいとの一言で
通過させてもらいました。

<山その2、飛行機>
娘は飛行機に搭乗したとたん、怖いと大騒ぎ。
実は、娘は生まれる前から飛行機に乗っており、今回で5回目なんですけどね。。。
今までは私に抱っこされて乗っていたのですが、座席に一人で座るのは初めて!
離陸時には、娘の大好きなチョコと絵本で気を逸らし、
着陸時には、いつの間にかお休みモードに入ってくれたので、
無事韓国に到着できました。

<山その3、親戚に会う>
空港には私の兄の夫婦と甥(5歳)がお迎えにきてくれました。
最初は人見知りや恥ずかしさなどで私に抱っこされたままでしたが、
車の中でめいこが玩具を出したとたん、興味津々となり、
そこからはとてもマイペース。甥に普段通りで日本語で
「これ(玩具)はどうするの?」「玩具、貸して~」など話しかけるのですが、
甥は意味の分からない日本語で言われるので、ぽか~ん。
でも、そこは子供同士ですよね。
すぐ打ち解け、言葉も通じないのに、なんだか二人とも楽しそうでした。

<山その4、実家>
さてと、実家につきました。
ところが、娘は家に入らないと一点パリなのです。
見慣れない人や家がいやだったのでしょうか。
外で1時間以上遊んでからやっと家の中に入ったのですが、
気がつくと父の飴かごを抱え、飴を食べながら父と一緒にテレビでボックシングを見ていました。

夜になり、娘は家に帰る~と泣きだしました。
持ってきた絵本も全部読み終わり、娘を説得する手段がなくなったので、
最後には泣いている娘を抱いたまま寝かせました。

これで韓国の最初日は無事終わったのでした。

昨日の最高気温は3℃。
兄曰く2ヶ月ぶりの零上の気温だそうです。2ヶ月くらいず~とマイナス気温だったとか。
家にある一番分厚いコードを持ってきたのですが、皆にこれだと寒いと言われました。

部屋はオンドル(床暖)なので、寝る時にはむしろ暑いです。
夫は半袖で、娘はしょっちゅう布団から脱出しながら寝てました。


←羽田空港で「いってきま~す」










                             早速夕飯の支度の手伝い             →
             働け、娘よ!
             ここは韓国、ただ飯はないんだぞ~。
             タマネギの皮を剥くのに真剣な娘です。

2014年1月22日水曜日

考えを変えれば少し楽になります。

うちの娘は年齢の割りには体が小さく軽い方ですが、最近11キロに近くなってきてそろそろ重く感じるようになりました。

私が「重いよ~」と苦情を申し出ても、娘は「大丈夫、大丈夫」と言いながら抱っこをせがみます。
「大丈夫って?あなたは大丈夫かも知れませんが、私は重いのよ」とついつい言いたくなります。

それでも、この子はまだママの抱っこが足りていないだなぁ、1年半くらい昼間抱っこしてもらえなかったもの。それを今満たそうとしているだと思い、なるべく抱っこしてあげようとしてはいますが。。。

お風呂上がりや家事などで手が離れない時に「だっこだっこだっこ」と言われると、子供の声がとてもうるさく感じるのでした。そしてその時に抱っこしてあげるとさらに重く感じ、イライラまでするのです。

ある日、子供がだっこ~というので、「ママが今腰が痛くて抱っこできないの。おてて繋ごう」と腰を叩きながら言い訳をしたことがあります。その方法を数日間続けたら、子供がいいます。
「私、腰が痛いからだっこして~。」

これは聞いた話ですが、
毎日お出かけする奥さんに対して旦那が「どこへ行くんだ。何時に帰ってくるんだ。」と一々聞いていたそうです。その奥さんは最初旦那が自分を束縛していると感じ、とてもいやだったですが、旦那の「どこへ行くんだ。何時に帰ってくるんだ。」を「早く帰って来てほしい。一緒にいたいよ。」という意味で捉えるようにしたら、旦那の束縛が愛と感じるようになったそうです。

その話を聞いて、人の言葉も捉え方によるものだと思いました。
そして娘の「だっこ」の言葉を「ママ好き~」の言葉に置き換えることにしました。
したら、娘が「だっこだっこだっこ」と言っても「ママ好き~、ママ好き~、ママ好き~」に聞こえるので、少しは重くても我慢できるようになったような気がします。

育児する上で、この方法は効き目があるのではないでしょうか。


← 久しぶりにパパの肩に乗せてもらった娘。
  パパも娘も「いい顔~」のポーズで記念写真

2014年1月15日水曜日

親になることとは・・・今日も子供に負けました。

毎年年賀状を送るのも楽しいですが、もらうのもお正月の楽しみの一つですよね?

今年は特に心に残る年賀状がありました。それは大学教授からの年賀状です。

「謹賀新年
 子供の成長は親も成長させます。
 お子さんに負けないように成長して立派な大人になってください。」 

これを読んだ時、最近しょっちゅう子供の成長スピードに追いつけず息切れしているんだなぁと反省しました。しかし、気を緩めるとついつい子供に負けっている自分がいます。

今日も子供に負けました。

お昼、子供の友達の家に遊びに行くことになり、家を出る前にパンパンとなっているオムツを取り替えようと子供に声をかけました。子供はなにせ第一反抗期の絶頂期。すんなり親の言うことを聞いてくれるはずがなく。。。

私:「オムツ取り替えよう。」
娘:「や~だ~よん。」
私:「オムツパンパンだから、取り替えてから○○ちゃんの家に行こうよ。」
娘:「(私の言葉は無視して、読みたい本を持ってきて)これ読んで。」
私:「これ読んだらオムツ取り替えよう。」
娘:「うん。」

絵本を読んだ後、オムツは脱ぎましたが今度は履こうとしない娘。。。

私:「オムツ履かないなら、○○ちゃんの家に行けないよ。行かなくていい?」
娘:「や~だ~よん。」
私:「じゃぁ、オムツ履こう。」
娘:「や~だ~よん。」
私:「ママ怒るよ。怒ってもいい?」
娘:「や~だ~よん。」
私:「オムツを履かないと怒るよ。怒るね。」
娘:「や~だ~よん。」
私:「(まだオムツを履こうとしない娘に対して声をあげて)オムツ履かないなら捨てる!」

オムツが捨てられるのを見た娘は、ようやくこの時点で「オムツ履く~~~」と泣きだしました。

最近、娘に「片づけないと捨てるよ」と言ってお菓子や歯ブラシを捨て、娘が泣きながら「片づける」と言ったことが何度かあります。いや、娘に「片づける」と言わせたというのが正しいでしょう。

娘はただ「自分がどういう者か」を知りたいが為に、一生懸命に親の言うことに対して反対の旗をあげているだけなのに、それに対して親となる私がとった行動というとキレて怒るか脅迫するかでした。

子供は親を見て育つとよく言いますが、私のこういう姿を見て育てば「すぐキレる」、「脅迫する」人間になってもおかしくないでしょうね。

やれやれ、今日も反省です。
子供はたったの2歳5カ月ですもの。子供に模範となる行動は見せないものの、やってほしくない行動は見せないようにしたいと、心を改めます。


← 韓国の太鼓の解禁。

  娘に初めて太鼓を見せました。
  娘は叩いたり、転がしたり。。。楽しんでました。(^^;)
  

2014年1月9日木曜日

お正月・・・日本と韓国の過ごし方

子供が生まれてから3度目のお正月を迎えました。

毎年お雑煮を食べ、神社に初詣を行ったのですが、今までは訳も分からず行事に参加させられていた娘でしたが、今回はなんでもかんでも興味津々。

年末には、
私が年賀状を書いていると娘も横で「私も書く~!」とペンを持って張り切っていました。

私が年賀状をポストに入れようとすると、娘が「私が入れる!」と年賀状を両手で持ってポストに投函しました。

元旦には、
家族揃ってお雑煮を食べました。娘は、お餅を一口食べると、雑煮の汁をがぶがぶ飲みました。

保育園のお友達から年賀状をもらい、喜びました。

そして神社へ初詣に一緒に行きました。
ちゃんと両手を合わせ、「今年も元気にいっぱい遊びます!」と神様の前で宣言してきました(^^;)。

「よいお年を」、「明けましておめでとうございます」という挨拶は教えましたが、娘は恥ずかしかったのか私の後ろに隠れて言えなかったのです。

今年は娘に韓国のお正月の文化も味わってもらいたいと思っています。

韓国では、まず旧正月を「お正月」としてお祝いします。旧正月なのですから、毎年「お正月」の日付が変わりますが、今年は1月31日だそうです。

韓国ではお世話になった人や友人に年賀状としてハガキではなく、カードを送ります。
ハガキを送る人はいないと思います。

「お正月」の朝は、家族揃って「トック」を食べます。
トックは、普通牛の骨から取った汁に、お米で作った餅を薄切りにして入れ、煮込んだものです。
餅米ではないので、伸びたりはしません。餃子を一緒に入れる場合もあります。
韓国では「トックを一杯食べることで1歳、年を取る」ということになっているので、
子供のときには早く大人になりたくて何杯も食べたものです。

年齢の話が出たついでですが、日本人は誕生日になることで1歳、年を取りますが、
韓国では新年(この場合はカレンダー上の1月1日)になることで、皆が一斉に1歳、年を取ります。
生まれた時点で1歳と数えられるので、12月生まれの子の場合は翌年の1月1日からは、実際1ヶ月にもなってないのに2歳と数えます。
うちの子も日本ではまだ2歳ですが、韓国ではもう4歳ですよ。

新年の挨拶は「セへ ボッグ マニ バドゥセヨ」、直訳すると「新年、福をたくさん授かってください」
です。
日本の場合は年明け前が「よいお年を」で、年明け後が「明けましておめでとうございます」と挨拶が異なりますが、韓国は年明け前後同じ挨拶です。
英語圏でいう「Happy New Year」と同じですね。

韓国でも子供が大人からもらうお年玉があります。
お正月の朝、子供が親にお辞儀(土下座)と共に新年を挨拶をすると、親はそのお返しとしてお年玉をあげるのです。もちろんおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさんからももらうのですが、その時にもらったお年玉は大体親の管理下に入るというのは日本も韓国も同じですね。

その他、いくつかお正月限定の遊びがあります。

せっかく私が今休職中ですので、今年の「お正月」は娘を連れて韓国の家族と過ごそうかと思っています。

娘は韓国の文化にすんなり馴染んでくれるのでしょうかね。
それより飛行機、ちゃんと乗れるのか親としては今から期待半分心配半分です。


←トック
   上にあるのが餅ですが、それを薄く切って食べます。











                                  七草粥を作る前に、娘に七草を触らせました。 →
              娘は喜んで見てましたが、やがて草は草だと思ったらしく、
              七草で机を拭こうとしたので、途中で取り上げてしまいました。