2013年10月30日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 一番大事な事について。。。


最後に、これは最近分かりましたが、
子供が病気や怪我をしたときに、治療することも大事ですが、
それ以前に子供の気持ちを察してあげることが何より大事なようです。

赤ちゃんを看病していると、普段より母の体力消耗が激しいです。
そこで、赤ちゃんに泣かれることに疲れ、赤ちゃんに対してイライラしたり、
怪我したことに対して怒ったりすると、子供は外傷より大きいこころの傷を負うことになります。

そういえば、私も子供のときに家の屋根に上り、足を滑らせ、大怪我をしたことがありました。
怪我も怪我でしたが、それよりも母に怒られることを心配していた記憶があります。
今や、その時の怪我はほんの少しの傷跡になってなんともないですが。

あの時は案の定、ひどく怒られました。もちろん看病もちゃんとしてもらったのですが、
母に怒られたことの方が「怖かったな」という印象でなぜか脳裏にまだくっきり残っています。

赤ちゃんは親から無条件、無限の愛を求めており
体調が良くないときこそ、赤ちゃんのつらい気持ちに同感してあげると、
赤ちゃんは親からの愛を感じ、安心できるのだそうです。

「泣かないで」・・・これは禁物。赤ちゃんは泣くことで苦痛を解消しているから。

「薬飲まないと治らないよ」・・・これもあまりよくない。脅迫は、子供に恐怖心を与えるだけだそうです。

「熱があって、とてもつらいね。少し休めば治るよ。横にいてあげるね。」

「眠たいのに、つらくて眠れないね。」

「薬、飲みたくない気持ちはよく分かる。でも薬を飲むと少し楽になるよ。一緒に頑張ろう」

などなど。。。励ましの言葉をかけてあげてもいいかも知れませんね。

子供は病気をするたびに大きく成長するそうです。
この言葉を信じて、今後もおおらかな気持ちで子供の病気に向き合いたいと思います。


←久しぶりに二人で写真を撮ってもらったのですが、
  ピースに夢中の娘です。。。(汗)

2013年10月24日木曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 日本と韓国で予防接種が異なる?!!

病気の話のついでに予防接種についても触れてみたいと思います。
子供の予防接種、国によって違うってご存知でしたか?
よく考えてみれば、当然のことですが、最初知ったときには少し意外でした。

隣の国、日本と韓国でも予防接種が異なります

まず、日本の予防接種は以下の通りです。(母子手帳から)

●無償(必須)
 BCG(結核予防)、ポリオ、DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)、
 麻疹、風疹、アクトヒブ、肺炎球菌、日本脳炎

●有償
 B型肝炎、インフルエンザ、水痘、おたふくかぜ等

次に韓国の予防接種は以下の通りです。

●無償(必須)
 B型肝炎、BCG(結核予防)、DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)、ポリオ、水痘、日本脳炎、
 インフルエンザ(2歳未満)、日本脳炎

●有償
 肺炎球菌、ロタウィルス、A型肝炎、子宮頚部ワクチン等
 
日本と韓国における無償の予防接種、接種期間が少し異なります。

韓国ではB型肝炎の人が多く、出生時に病院で1回目の予防接種を受けます。
また結核も多く、韓国では生後3週目~4週目でBCGの予防接種を行います。
その以外、水痘とインフルエンザ(2歳未満)も無償となっています。

日本では肺炎球菌とアクトヒブが無償となっていますね。
またBCGは3ヶ月以降に受けることを勧めされています。

また同じ予防接種でも薬が異なることもあるようです。
韓国のBCGは一本の針で打つ注射が一般的で、大人になっても跡が残ります。
だから、韓国人の左肩の辺りには注射の跡が残っていますよ。
最近は日本のBCGのように跡が残らない予防接種を受けることも可能ですが、その場合は有償(約6千円)となります。

うちの子は韓国で生まれたので、跡の残るBCGを受けました。
4週目に急いで受けさせましたが、3ヶ月後に日本にきたら、日本ではこれからBCG予防接種期間だというので、ちょっとびっくり。
また、韓国で受けたB型肝炎の予防接種は日本では普通やらないと言われまたびっくりしました。

ちなみに、アメリカではBCGの予防接種は行わないそうです。

文化や環境によって流行の病気も違い、それによってこどもの予防接種も違ってくるんですね。

でも、こどもの予防接種に無償と有償があることはちょっと考えるべき問題だと思います。

かかる可能性が高い病気に関しては無償にしていますが、その人がどんな病気に感染するかは分かりませんよね?それがお金が無い理由で予防接種ができなかったためにかかった病気だとしたら少し悲しくなります。

こどもは社会の将来を担いでいく人材だということを考えると、こどもの予防接種はすべて無償にすべき、有償だとしても手ごろの価格で提供すべきだと思います。

社会の認識が高まり、一日でも早く「こどもの予防接種はすべて無償」の日が来ることを願います。


←保育園でもらったハロウィンパンツ。
  もうすぐハロウィンですね。
  








←ハロウィンパンツを履かせ、写真でも撮ろうとしましたが、
 そのたび、カメラに向かって突進してくる娘。。。
 trick or treat!





2013年10月17日木曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 怪我について その2

これで怪我が終わりだといいとですが、最近(2歳2ヶ月)もうひとつありました!
前歯が欠けてしまった事件。

スーパーで買い物していたら、娘がカートの下の方に座りたいと言うのです。いいよと言って、カートが動かないようにつかめていたら、娘が座ろうとしたときにバランスを崩し、前にこけたのですが、その時顔が地面にぶつかりました。

娘は大泣き。唇も血まみれ。最初はちょっと強くぶつかったなと思ったのですが、おや、娘の口の覗いてみたら、前歯のひとつが半分縦斜めに欠けてしまったのではありませんか。
あ~、前歯がないなって。。。さすが怪我の経験が多い私もこのときは少し参りました。

次の日も痛いというので、とりあえず歯科につれてみたら、なんと欠けたところを埋めてくれました。
日本の歯科の技術はすごい!!

その日も布団の上に遊んだところ、転んでまた顔を打って、唇の出血とともに埋めた歯も少し欠けてしまいましたが、まぁ、まぁ。。。もうこのくらいでは驚かなくなりました。

最後に、怪我ではありませんが、厄介なのは蚊など虫にさされることです。
うちの子はなぜかよく蚊の標的になります。

私とふたりで公園など散歩に出かけると、私はなんともないのですが、娘だけが3~4箇所蚊に刺されています。
1歳未満時には、まだかゆいという感覚が分からないようで掻いたりはしませんでしたが、
1歳半くらいになると、かいかいかいと掻いて、気がつくと血が出ていたりします。
掻いた跡が痛そうで、つい掻かないでと言ってますが、
大人でもかゆいのを我慢するのは結構大変なのに、子供にはなおさら無理ですよね。

暑かった今年の夏にも娘は蚊においしい血を提供しました。しかもたくさん!!
それがついに飛び火になり、手足口病かもしれないと思って病院に行ったら、医者に飛び火の治療をしてもらったくらいです。

あ~あ、こうやって振り返ってみると本当に散々ですね。
おかげさまで、痛さに弱い私が、怪我が多いのはある意味元気な象徴だと思い、焦らず
その時その時冷静に対応できるようになりました。
娘もそのくらいの怪我に負けず、すくすく育ってほしいですね。



←そういえば、家の前にめかたが入ってる壷が置かれたのですが、
 それを覗こうとして、その中に体がジャブン~と落ちたこともありました。
 まさかこんな小さい壷に落ちるかと思ったのですが、
 娘はこの時も、想定外の行動を見せてくれたのでした。。。


2013年10月9日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 怪我について その1

病気だけじゃありません!怪我も絶えません。
転んだり、頭を打ったり、指を挟んだりするのは日常茶飯事なのでさておき、
少し深刻だった怪我を振り返ってみますと、うちの子は結構派手な経歴の持ち主です。

まずは、1才ちょっと過ぎた頃、保育園でのことです。
保育園で公園に行ったのですが、滑り台の階段を上るときに足を捻ったようで、立つことができませんでした。

レントゲンを撮ってみましたが、特に異常なし。そもそもこの時期の赤ちゃんの骨はまだ柔らかくて全部レントゲンに写らないそうです。
歩かせようとすると泣くのですが、足を触ってみても痛くはない様子だったので、病院でもシップだけ処方してもらい、様子をみることにしました。
幸い、2週間くらいで普段通りになりました。

次の怪我は、1歳3ヶ月頃、トンビにやられました
家の近くに里山公園という大きい公園に行ったときのことです。

おばあさんが孫にソフトクリームを買って食べさせていましたが、突然トンビがヒュっと我々の横を飛んで行ったのです。そして娘が大声で泣き出しました。最初はトンビに驚いて泣いてると思い、
娘を抱き上げ慰めようとしたら、娘のほっぺにトンビの爪跡が!!

爪跡はかなり長く、血も結構出ていましたが、おばあさんが薬を塗れば大丈夫だということで、
病院にはいきませんでした。

私の住むところは海が近くて、町中にもたまにトンビが空を飛んでいます。
彼らの狙いは人の食べ物。最近トンビの被害が多いとニュースでも取り沙汰されていたのですが、まさかトンビが娘のソフトクリームを狙うとは!!
このトンビ、まだ経験不足なのか、狙ったらうまく取ればいいのに、ソフトクリームは地面に落ち、娘の顔を怪我させ、散々です。
1年以上経った今も娘のほっぺにはまるで893みたいに跡が残っています。(汗)

まだまだありますよ。
今度は2才になったばかりの頃の話で、保育園の帰りに公園に寄ったときのことです。

娘は滑り台が大好きなのですが、今までは私と一緒に上って、一人で滑っておりていましたが、
この頃自分ひとりで滑り台をおいしゃ、おいしゃと上り始めました。

その日も一人で、滑り台に上っていったので、私が手荷物をベンチに置こうとちょっと離れた隙に、滑り台の上まで上った娘が脱げそうになった靴を履こうとして、体のバランスを崩し、滑り台の天辺から地面までの階段をころころころと転がって落ちてしまいました。?!

びっくりした私はすぐ娘を抱き上げ、顔や服に付いた土を掃い、娘に怪我がないか確認してみましたが。。。奇跡的に外傷がまったくなかったのです。(再び汗)

そう、娘が大泣きしただけで済んだのでした。

娘を落ち着かせた後、「滑り台を滑ったかったのに、落ちでびっくりしたね。今度はママと一緒にあがって滑って来ようか。」と声をかけたら、娘が「うん!」というので、一緒に滑り台に上りました。そして、娘は笑顔で滑っておりることができました。本当にありがたかったのです。

娘はその後しばらく滑り台に上るときには私と一緒に上りたがったのですが、今は以前に戻り一人でよいしゃ、へいしゃといいなから上っています。


← 公園でお店ごっこをしている娘。

   最近、写真とるよ~というと、
   このポーズをとってくれるのです。

   娘いわく、にこっとしているんだそうです。(^^)






2013年10月2日水曜日

日本での育児 ~赤ちゃんの成長と病気 山が次々と。。。

2回目の山は、生後6ヶ月が経った、日本でのことでした。
ほとんどの赤ちゃんがかかるという赤ちゃん発疹
38度以上の高熱が三日くらい続き、熱が下がると全身に赤い点々が現れる病気です。
原因は今でも究明されていないようで、この病気をきっかけに、赤ちゃんの免疫力が落ち、病気にかかりやすくなるそうです。
高熱の割には赤ちゃんはなんともなく普段通りに遊んでいました。

次にかかった病気は風邪です。
最初は熱、そして鼻水の症状がありました。鼻水、これ意外と厄介です。
大人みたいに鼻をかんでくれればいいのですが、赤ちゃんは、鼻水が出りゃ、出ばなしです。
何が厄介かといいますと、おっぱいを飲むときに息ができないのでおっぱいが飲めないのです。
うちの子は夜中おっぱいを飲みながら寝る子でしたので、おっぱいがうまく吸えず泣いていました。
おっぱいを吸うのは赤ちゃんの領域なので、大人としてはお手上げ。ひたすら泣く子をあやすしかありませんでした。
韓国だと病院で赤ちゃんの鼻から鼻水を吸いだしたり、またはお母さんがストローで赤ちゃんの鼻から鼻水を吸ってあげるらしいのですが、
私はそこまでする勇気はありませんでした。

この風邪を境に、今まで最大8時間続けて寝てくれた子が2時間ごとに起きるようになり、
私の睡眠不足が始まりました。

もうひとつつらい病気は胃腸炎です。
この病気は熱はもちろん、嘔吐と下痢が伴う病気で、
伝染性も強く、家族みんなが嘔吐と下痢に苦しみました。
あまりにも激しい下痢で、お尻が真っ赤になり、皮まで剥けてしまいました。
嘔吐も激しく、何かを口にするとすぐ吐いてしまうのですが、
困ったことに赤ちゃんを落ち着かせるために授乳すると、すぐ戻してしまうのでした。

下痢は、悪い菌を外に出す必要があるので、止めないほうがいいそうです。
だたし、下痢すると脱水が懸念されるので、水分の摂取が重要になります。
そのためにも嘔吐を止めることが至急です。
病院で嘔吐止めの座薬を処方され、初めて座薬を使ってみました。
薬の説明書には排便の後に使ってくださいと書いてありますが、
「そんなことは知るもんか!!という感じでした。
赤ちゃんがいつ下痢をするか分からないし、だからといって下痢をするまで待ってなんかいられないですもの。
タイミング悪く、座薬を入れたとたん、下痢をしてしまった場合は入れ直し、何とか嘔吐は止めることができました。

赤ちゃんの嘔吐は始末が厄介です。
まず、服が汚れるのでその都度着替えが必要ですし、場合によっては髪の毛を含め、体を洗ってあげなければなりません。
すんなり応じてくれる赤ちゃんならいいのですが、赤ちゃんは体調が悪いので当然泣き出します。
髪の毛を洗うと乾かさなきゃならない。。。。もう言ったら切りがありませんね。
最初は自分が戸惑って慌てましたが、これじゃ子供が落ち着かないと思い、
次からは、嘔吐で子供が戸惑わないように、「大丈夫、大丈夫」「吐きたいなら吐いてもいいよ」「吐くとすっきりするよね」と声をかけました。
どうせ着替えさせて、体を洗えばいいでしょうと気持ちを切り替え、子供にもなるべくゆったりした気持ちを持ってもらうように接したかったです。
これは効果があり、しばらくすると子供が落ち着いて寝てくれました。



 ←体調が悪いときは寝るのが一番!!
 
  でも、寝かしてもこんな調子。
  寝ながら常に布団から脱出を図っている娘です(汗)。