入社5年目に結婚、そしてほどなく子供を授かりました。
始めのうちは順調だったのですが…
妊娠6ヶ月目を迎えた時に、前置胎盤気味による早産の危機があると宣告を受けてしまいました。
私としてはぎりぎりまで働く気満々でしたがここは医者の指示に従い、産前休暇に入る決断をしたのです。
そして最初から韓国で出産する予定でしたので、すぐに韓国へ帰ることにしました。
韓国での出産を選んだのには理由が2つあります。
一つは私の家族に面倒を見てもらえること
もう一つが出産直後の母子の面倒を見てくれる施設が充実していることなのです。
実家での生活のおかげで妊娠後期は無事に過ごすことができ早産の危険性もなく
予定日を迎えることができました。
そしていよいよ出産のクライマックスへと突入して行くのです。
前日の午前中に出産の兆しが見え、夜から陣痛が始まりました。
陣痛といえばお腹が痛いと想像していましたが、私の場合は腰痛が激しかったのです。
「こ‥腰が痛~い!!」
痛みの間隔が短くなってきたため、これは陣痛だと判断しタクシーに乗って病院に行きました。
真夏でしたが、病院についてから特に寒いわけでもないのに体がカタカタと震え始めました。
「ど、どうしたんだろ~??」
心配になって看護師に聞いたところ、呼吸が短いからだとアドバイスを受けました。
そして「深呼吸‥」 「おや?」 これがまたあっさりと治ったのです。
鼻がでっかい?!! |