娘が駄々をこねるようになりました。
ま、この年齢で駄々をこねるのはよくあることかも知れません。
しかし、娘の場合、今までは私が娘のいうことのほとんどを聞いてあげていたこともあり、駄々をこねることがほとんどなかったのです。
それはまるで一次反抗期の真っ最中に逆戻りしたかのようでした。
たとえば、
大型スーパーに行った時、娘が2階に行きたいというので、2階に行きました。
しばらくして帰ろうとしてエスカレートに乗ろうとすると、怖いと言って嫌がるのです。
因みに、2階にはエスカレートに乗って上がってきたし、娘はエスカレートに乗るのが大好きです。
エレベーターで行こうとしても、エレベーターも怖いと嫌がり、でも家には帰りたいというのです。
家に帰るためには1階に下りなければならない、そのためにはエスカレートかエレベーターに乗らなければならないと優しく説明しても、娘は乗ろうとしないで、ひたすら家に帰りたいと泣くのでした。
また、夜泣きはもちろん朝方でもよく泣き出しました。
その時娘の口から出る言葉は「お腹すいた、食べない。外に行きたい、行かない。眠い、寝ない」。
間逆な言葉を繰り返し、娘が何がしたいのか分からないのです。
「抱っこ、抱っこ」と言われ、抱っこしてあげようとするとすぐ拒否するし。。。
一度泣くと、1時間くらい泣くのですが、まるで娘の体にストレスの瓶があって、それが空っぽになるまで泣くというようなイメージで、私が手の打つところがなく、最後まで泣き通す娘でした。
こんなこともありました。
娘が風邪で家にいるとき、オムツがパンパンなのに、娘は履き替えないというのです。
以前なら、私も娘がやりたい方にしておくのですが、その日はまた娘の駄々が始まったと思い、
なんとかして娘のオムツを履き替えようと思ったのでした。
最初は寒くて風邪がひどくなるなど色々説明をしたのですが、いうことを聞かない娘。
後になっては、病院でオムツを取り替えってもらおうと娘を脅かしました。そこで娘はようやくオムツを取り替えると言いましたが、今度は自分で脱ぐと言い出して、ちっとも脱ごうとしません。
堪忍袋が破れた私は「脱いで!」と、自分が出せる大声で娘に怒鳴りました。娘は「そう言わないでよ」と泣きながらも脱ごうとしません。
最後の最後、私は力を使い、娘のオムツを破って脱がしました。そしてオムツをくるくる巻いて、イライラのあまりごみ箱に投げつけたのです。(このとき、ちょっとしまったと思いました。案の定、その後娘はイライラするとすぐものを投げるようになり。。。何回か言い聞かせ、今は投げなくなりましたが。)
新しいオムツを履かせながら、娘の顔を見たら、散々泣いたせいなのか意外とあっさりした顔をしてました。
その日、私は重い気分で一日を過ごしたのでした。
そういえば、友達によく貸してあげた自分のものも、
すぐ「私の~」というようになり、取り合いになっていました。
娘のことをどうすればいいのか、複雑な気持ちになっていたとき、
以前読んだ育児の本の目次が目に止まりました。
そこには「子供の反抗期は次の成長を準備する時期」と書いてありました。
あ、娘は何か成長しようとしてたんだ。。。
それで娘をよく観察すると、機嫌がいい時もありました。
その時は、私と二人きりになった時。韓国からのお客様が外出して家にいなくなると、娘はうそのように機嫌が直りました。
韓国からお客様が来てから、
母は自分よりお客様を優先にし、自分と同じ年齢の子供達に自分の玩具を取られるし。。。
それが長期間になるに連れ、娘はストレスを感じていたかも知れません。
今までの娘の異常の行動がストレスから来たと思うと、
なんだかほっとして、娘の行動をありのまま受け入れるようになりました。
そして韓国のお客様が帰って2、3日後、娘の夜泣き、朝泣きもなくなったのでした。
←雨の散歩が大好きな娘。
久しぶりに二人の散歩を満喫しました。
2014年4月24日木曜日
2014年4月15日火曜日
韓国から友達が遊びに来ました。・・・その1
韓国での大学時代の先輩が子供二人を連れて5年ぶりに来日しました。
彼女は私と同じ時期に、同じ日本語学校、そして学校は違うけど日本の大学に進学して勉強してまして、私が日本に来て大学を卒業するまでの間、ほぼ家族のような存在で支え合った人です。
今回韓国に行った時にも彼女には大変お世話になりました。
うちはよく韓国からのお客様が泊まって行くのですが、今回も私からうちに泊まるように勧め、
3週間ほど一緒に過ごしたのでした。
彼女が連れてきた子供は4歳の男の子、2歳の女の子。
女の子は娘より2カ月ほど後で産まれましたが、成長ぶりが著しく、8カ月で歩き出し、一年前にオムツにも卒業、今はオマルでおしっこしたら自らトイレに捨てに行くという優れ者(^^)です。
食欲も旺盛で、他の子供は遊びに夢中でもこの子は必ず食べ物の周りをうろうろ。
うちにいる時にも私が食事の用意をしようと台所に立つとこの子だけは既に子供の椅子に座ってまっていました。見ているとあまりにもしっかりしているので逆に笑いが出ます。
夫がその子に言いました。
「いいぞ~、大きくなったらまた来い!食べ放題に行こう。」
子供は皆それぞれの色を持っていることは当然ですが、
他の子供と一緒にいる時間が長くなると、自分の子供とよその子供がこんなにまで違うんだなぁと痛感させられてしまいますね。
子供の特徴を簡単にいうと、
うちの娘は小食、慎重派、自分の考えをしっかり持っている(要するに頑固)。
先輩の子供達は大食い、行動派、積極的(怖いもの知らず)。
うちの娘もかなり散らかし放しで手に負えないと思っていたのですが、
私の想像を超えることがどんどん起きます。まさに予想外です。
一番面白かったのはトイレが海になったこと。
うちのトイレはお水を流すとその水で手を洗えるようになっていますが、その仕組みが子供達には不思議だったみたいです。水が流れる入り口にトイレットペーパーを詰め込み、どんどん水を流す遊びをしていたのでした。駆け込んで見たら、トイレの床が水たまりに。。。
韓国ではほとんどトイレとお風呂場が一緒になっていて、子供達が便器の水で遊んでるという話はよく耳にしたのですが、こんな遊びをするとは。。。
お蔭様でトイレを水で掃除することになり、とてもきれいになりました。
韓国にいたときに「私の~」を連発していた娘だったので、少し心配になり
先輩らが来る前に娘に何度も言い聞かせました。
私:「韓国からお友達が来るの。来たら、おもちゃ貸してあげられる?」
娘:「うん!」
私:「貸してあげたくない物があったら先に言ってくれる?隠しておくから。」
娘:「ないよ。」
娘に自分の物を友達と一緒に仲よく遊んで欲しかったのですが、念のため「あなたの大事な物は守ってあげる」というメッセージも伝えておきました。でも娘はあっさり「ない」と言ってましたが。。。
最初の何日かはちょっとした取り合い喧嘩がありましたが、問題なく楽しく遊んでいるように見えました。しかし、日にちが経つに連れ、娘の行動に異常が。。。。(続く)
←先輩は、子供と遊び疲れるとアニメーションを見せるそうです。
うちの娘もついでに見せてもらいました。
2014年4月6日日曜日
1カ月半ぶりに娘と再開した夫の反応は?
前回に続き、今回も夫にブログの内容を頼みました。
今回は一カ月半ぶりに娘と再開した感想についてです。
夫に「娘恐怖症」があるなんて。。。
なんだかその言葉で今までの夫の行動に少し納得が行く様な気がします。。
時期が時期だけに娘の完全ハングル化も予想はしていたものの、
いざ、現実にハングル化してしまった娘に直面すると
以前から若干の娘恐怖症(言いすぎですかね)に
なりかけていたのが、一層大きくなりました。
帰ってきたときから、「アッパ、アッパ」と行くときよりも
ずーっとなついてくれてたし、 いろいろと話しかけてくれるようにも
なっていたのに、「何をいっているのかがわからない」のです。
かみさんも、普段よりは通訳をしようとはしてくれているものの、
やはり追いつきません。
近づいたようで、 そうではない距離感はこちらの話す言葉を向こうは理解している
ということでもさらにプレッシャーになります。
個人的には私と話すときだけ日本語ならあとはハングルでも英語で もいいやと
おもっていたのですが、 こういう状況はおもいもしていなかっただけに、
結構たいへんだったりします。
第3者視点でいえば、 この状況は十分にあり得るだろとはおもうので、
自分の思慮の甘さは痛感しています。
4月の中旬までは韓国のお友達親子がきているので、 この状況は変わらないとおもいます。
私の方では慣れてきたので、こどもの教育としてはうーんですが、
とりあえず、生活をしていくにはなんとかこの状況になれました。
かみさんの方でいろいろと考えて(話はいろいろと聞いている) 行動しているようなので、
今は邪魔にならないように気をつけていくしかできないのかなとお もっている。
←パパとカキ氷を食べました。
「あっ、つめた~いっ。」
今回は一カ月半ぶりに娘と再開した感想についてです。
夫に「娘恐怖症」があるなんて。。。
なんだかその言葉で今までの夫の行動に少し納得が行く様な気がします。。
時期が時期だけに娘の完全ハングル化も予想はしていたものの、
いざ、現実にハングル化してしまった娘に直面すると
以前から若干の娘恐怖症(言いすぎですかね)に
なりかけていたのが、一層大きくなりました。
帰ってきたときから、「アッパ、アッパ」と行くときよりも
ずーっとなついてくれてたし、
なっていたのに、「何をいっているのかがわからない」のです。
かみさんも、普段よりは通訳をしようとはしてくれているものの、
やはり追いつきません。
近づいたようで、
ということでもさらにプレッシャーになります。
個人的には私と話すときだけ日本語ならあとはハングルでも英語で
おもっていたのですが、
結構たいへんだったりします。
第3者視点でいえば、
自分の思慮の甘さは痛感しています。
4月の中旬までは韓国のお友達親子がきているので、
私の方では慣れてきたので、こどもの教育としてはうーんですが、
とりあえず、生活をしていくにはなんとかこの状況になれました。
かみさんの方でいろいろと考えて(話はいろいろと聞いている)
今は邪魔にならないように気をつけていくしかできないのかなとお
←パパとカキ氷を食べました。
「あっ、つめた~いっ。」
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