2014年5月30日金曜日

ばいきんまんが大好きな娘

2年10カ月になった娘。

この頃一次反抗期もすっかり終わり、娘と遊んだり、おしゃべりしたりするのが楽しく、
育児が少し楽になりました。

我が娘、ばいきんまんが大好きです。
ばいきんまんに対する愛情は、恐らく私の知り合いからお下がりでもらったばいきんまんの人形が始まりだと思います。まん丸顔のアンパンマンより、顔に角もついている、背中には羽、お尻にはしっぽがついているばいきんまんの方が面白かったのでしょうね。
テレビでアンパンマンを見たことがないため、ばいきんまんが悪者であることは思ってもいないことでしょう。

家にアンパンマンボール、ばいきんまんボール、どきんちゃんボールがあるのですが、
娘の友達が遊びに来ると、友達はアンパンマンボールで遊び、娘はばいきんまんボールで遊ぶので、取り合いっこにならないで済みます。

私の友人が、娘がばいきんまんの人形で遊んでいるのを見て、アンパンマンの人形をプレゼントしてくれたのですが、アンパンマンの人形には冷たい態度を取る娘です。

役割遊びをするときにも「私はばいきんまん、ママはアンパンマンね」と役が決まっています。

アンパンマンミュージアムに連れてもらった時にも、
アンパンマンが近寄ってきたのに、娘は知らんぷりしたらしいです。

そのくせ、アンパンチは大好きで、
バイキンマンのくせに、「アンパーンチ」と言いながら家中を走りまわったりします。(-.,-)

ところで、最近ちょっとした困ったことがあります。

本屋や図書館に行くと、ストーリーのあるアンパンマンの絵本を読んでほしいと持ってくるのですが、
読んであげると、ばいきんまんが最後にいつもアンパンマンにやられる場面で終わるので、娘が聞きます。「なんでばいきんまんがやられちゃったの?」って。

どうやら、ばいきんまんが他の登場人物にやっている行動は遊びのいたずらに思えて、悪さをしているとは思えないらしいです。

私も娘の大好きなばいきんまんが悪者だとは言えず、「ばいきんまんが動物達に○○の行動をして、アンパンマンがアンパーンチしたからみたいね。」と答えたりしていますが、正直ちょっと回答に困っています。

いつか娘もばいきんまんが悪者だということに気付く日がくると思いますが、
娘はショックを受けるのでしょうかね。


←アンパンマンミュージアムにて。
 onlyバイキンマンボールで遊んだそうです。

2014年5月22日木曜日

「なんで?」が始まりました。

2年9カ月の娘。

一昨日から娘の口から「なんで?」という言葉が飛び出し始めました。

つい最近、「これなに?」をいうようになったかと思いましたが、
いつの間に「なんで?」の連発。

時には、あ~、それが知りたいんだと思ったり、
時には、えっ、今まで何を聞いていたの?と聞き返したくなったり、
時には、しつこいなと感じたり、
時には、どう答えてあげればいいのか悩んだりします。

昨日、娘とお風呂からあがった時、娘が一生懸命お風呂の戸を閉めようとしました。
私はお風呂場を乾かしたかったので、娘に「閉めないで」というと、
娘:なんで?パパもお風呂入るじゃん。
  (娘なりにお風呂場が冷めてはいけないと思ったようです。)
私:お風呂場が濡れていると、かびが生えやすいから乾かすのよ。
娘:(かびが何か分からないようで)なんで?
私:お風呂場が汚れるから、開けといてね。(娘を無理やり納得させました。--;;)

娘は絵本が大好きで、よく「読んで~」とせがまれますが、
一時はまった「3びきのこぶた」の絵本を読んであげた時でした。

その絵本は最後にこぶたが煙突から入って来る狼を熱い鍋に落とし、食べちゃうという話でしたが、
読み終わると、娘が言います。
娘:なんでおおかみを食べちゃったの?
私:(今までの話は聞いてなかったかいと思いつつ)
  子ぶたがおおかみに食べられそうだったから、子ぶたがおおかみを食べたと思うよ。

去年の11月のことですが、私がカボチャを切ろうとして手を切ってしまい、救急車に運ばれたことがありました。それが娘の記憶に残っているらしく、今でも時々聞かれます。
娘:ママはなんで包丁で手を切ったの?
私:カボチャを切ろうとして、人指し指まで切っちゃったの。もう治ったから大丈夫だよ。
娘:え~、ほんと?気をつけて。
私:はい。(^^;)

公園で遊んだり、町を歩いたりするとき、子供の泣き声が聞えると娘は必ず聞いてきます。
娘:誰が泣いてるの?
私:(急いで周りを確認して)あの子だね。
娘:なんで泣いているの?
私:そうね、悲しいのかな?ママも見てないから分からない。
娘:悲しいんじゃない?
私:そっか。

いつか娘が「なんで?」をいうようになった時に備えて、子供用の百科辞典を買ったのですが、
それを開いたのは、一度だけ。「なんで花火は色が付くの?」と聞かれた時でした。
娘の「なんで?」の大体は日常の些細なことが多いのです。
でも、面倒くさがらず、娘の「なんで?」になるべく丁寧に応えようと思っています。

喃語の連発だったのが、「なんで?」が言えるまでに成長しましたもの。
こどもはこうやって世の中を知っていくんだなぁと思うと、ちょっぴり感動です。

←以前「パパは好き?」と聞くと、好きじゃないと答えた娘ですが、
  最近はパパが大好きになったようです。
  「ママは大好きで、なんだかパパも好きみたい」って。

2014年5月14日水曜日

ディズニーシーに行ってきました。

先週の土曜日、ディズニーシーに行ってきました。

毎年5月に夫の会社でイベントがあり、
社員の家族に限り、ディズニーランドやシーの入場券を半額会社で補助してくれるということです。

夫も私も遊園地にはあまり興味がなく、特に私は遊園地の乗り物が大苦手なので、
そのイベントにはまったく興味がなかったのですが、
子供がいると、そうは行かないのが親というものでしょうか。

去年は同イベントでディズニーランドでした。
2歳になる前の娘を連れて、私も初めてのディズニーランドに行きました。

夢の世界のディズニーランドに連れて行けば、きっと喜ぶだろうと思って行ったのですが、
我が娘にはちょっと早かったようです。

キャラクタも怖い、流れている音も怖いということで
私から抱っこのまま離れようとしなかったのです。

唯一好きだったメリーゴーランドというと、一度乗ると降りようとしなくて、
無理やり引きずり下ろして泣かせてしまいました。

それでも唯一乗れるものだったので、長くて1時間、短くて30分くらい待ちながら
メリーゴーランドだけ5回乗って帰ってきたのでした。

家に帰ってきた時、
私はもう腰が折れそうで、娘を連れて行くのには早過ぎたと後悔したものです。

そして今年はディズニーシー。

娘も反抗期がほぼ終わり、私のいうこともよく聞いてくれるようになってきたので
もう一度ディズニーにチャレンジすることにしました。

前夜、娘に人魚姫とアラジンのアニメーションを一部見せて、
明日これを見に行くと話をして、むりやり早く寝かせました。
(それでも寝た時間は12時でしたが、自ら寝ようとする娘を見てすばらしい成長だと思いました。)

去年と比べて、娘は乳母車にもよく乗ってくれたし、
私だけじゃなくて夫にもよく抱っこされるようになったので、私としてはとっても楽でした。

でも相変わらず大きい音が苦手のようだし、せっかくあいさつしてくれたキャラクタは完全無視。
今回も乗り物はメリーゴーランドだけ。
ディズニーシーのメリーゴーランドは1階と2階があり、なんと7回も乗りました。
私は疲れてはいましたが、毎回馬からちゃんと降りてくれる娘を見ると、
あ~、成長したなぁと嬉しくなりました。

ディズニー、夫の会社のイベントが毎年あり、子供が親離れをする前までは
毎年行こうと思っています。

ディズニーには毎年成長する子供の姿が見れるという楽しみがあったのですね。

来年は娘がどういう成長ぶりを見せてくれるか楽しみです。

←おやつのキュウリを持ってGO、GO!
 このキュウリがディズニーシーのスタッフさんに大受け!!

2014年5月8日木曜日

韓国での旅客船沈没事故を見て。。。

先月4月16日に、韓国で旅客船セウォル号が沈没する事故がありました。
明日で事故発生後一カ月になるのですが、救出状況はなかなかよくならず、
現在、生存者172名、死亡者269名、失踪者35名という大惨事になってしまいました。

死亡者、失踪者の大多数は修学旅行で乗船した高校2年生だったため、
韓国に与えた衝撃、悲しみは大きかったです。

事故原因を調べる中、
船長を含め、乗務員の職業意識のなさ、
金銭主義による安全意識の低さ、
政府対応のあまさ、
政治と企業間の癒着等々。。。
韓国社会が抱えている問題が浮き彫りとなりました。

今韓国では、大人が作ったこういった社会風潮が多くの人の命を犠牲にしたとして、
「ミアンハムニダ(ごめんなさい)」と追悼式があっちこっちで行われています。

最初私がこの事故を知った時、また船の事故かと軽く流したのです。
船に乗っている人は全部救出されるだろうと思ったからです。
でも救出の状況が段々悪くなる一方で、
最初の生存者意外に生存者を救出したというニュースが全くないまま時間ばかりが
経ったので、見ていると胸が痛みました。
特に高校生の親たちが泣き叫ぶ場面とか見ると、一緒に涙がぽろりと。。。

今回の事故で、
私は韓国人として、そして子供を育てている親として大事なことを思い知らされました。
それは、子供を含む家族が皆元気であることのありがたさ。
子供に残してあげるべきは、安全安心な社会であること。
そのために、大人である私が日々誠実に生きていくこと。
皆で共に生きるために私ができることからやっていきたいと思います。

最後に、今回犠牲になった方々にご冥福をお祈りします。


← 無事を祈る意味の黄色いリボン。
 「無事に帰って来てください」
 「一つの小さい動きが奇蹟を」
 と書いてあります。


2014年5月2日金曜日

韓国から友達が遊びに来ました。・・・その3

先輩らが韓国から来る前まで、
私は、自分は世の中の子供をわが子のように接することができるだろうと思っていました。
それは自分が子育てしながら、子供は何億倍の確率を乗り越え、この世に産まれた命ですし、
愛おしい娘と一緒に将来を築いていく存在だというのをつくづく思えるようになったからです。

実際、そう考えてよその子を見ると、可愛くない子はひとりもいませんでした。
公園で出会う子供が困っていると自然に声をかけるようになり、
すると、その子供もとても優しく接してくれるのです。

ところが。。。

今回先輩の子供達と3週間一緒に過ごして
よその子をわが子のように接することが簡単ではないと痛感しました。
それところか、子供を公平に接することにも経験&訓練が必要だなぁと。。。

先輩の子供が私の想定範囲を軽く超える行動を続けるなかで、
私の心には子供を制止したいと気持ちが後から後から沸いてくるのでした。

たとえば、水の使い方。
子供はだれでも水遊びが大好きだと思いますが、先輩の子供達ももちろん大好き。
歯を磨くとか手を洗うため洗面所に行くのですが、すると水を出し放しでしばらく水遊びを始めます。
私は電気、ガス、水の無駄使いには、なぜかとても気になるタイプで、
娘には必ず洗面器に水を溜めて洗うようにしています。
先輩の子供達にも洗面器で手を洗うようにしましたが、やはり流れる水がいいのか、蛇口を上にあげて水を出すのでした。それが気になる私はついつい水を止めに駆けつける、すると子供達は膨れ面。

また、食べ物。
食べ物にあまり関心のない娘に対して、先輩の子供らはパンや果物などが大好き。
特に下の女の子は本当によく食べました。
ある日、次の日に食べるつもりで苺を買ってきたのですが、それを下の女の子が見て、食べたいと言ってきました。娘なら、「おや、食べたくなったんだ」と喜んであげたはずですが、先輩の子供には「また食べたくなったの?!」という気持ちが先立って、結局「明日食べようね」とあげなかったのです。

今思うと、食べ物が好きな子だから、笑顔であげればよかったのに。。。
苺をあげなかった私に残るのは後悔と申し訳なさだけです。

また子供同士で取り合いっこになると、いつも取られる側が娘だったので、
ついつい先輩の子供達が可愛く見えないのでした。

今思うと取ろうが取られまいが、子供だから起きたことなのに。。。
その瞬間はまだ子供だとか、将来の宝だとかという考えはどっかに吹っ飛んでしまいました。

先輩らが帰ってから、もっと優しく接してあげればよかったなぁと後悔もたくさん残りましたが、
その時はこうすればよかったな、今度はこうしようと自分の行動を見直す機会にもなりました。

子育てって、自分の子だけでなく、他人の子への接し方も、勉強が必要ですね。
なるべく「自分の子のように他人の子に接する」ことができる大人になりたいですね。


←2歳9カ月の娘。
 運動神経はいまいちの娘ですが、なぜか箸使いはとても上手です。
 私より正しい箸の持ち方をしていますよ。