子供の予防接種、国によって違うってご存知でしたか?
よく考えてみれば、当然のことですが、最初知ったときには少し意外でした。
隣の国、日本と韓国でも予防接種が異なります。
まず、日本の予防接種は以下の通りです。(母子手帳から)
●無償(必須)
BCG(結核予防)、ポリオ、DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)、
麻疹、風疹、アクトヒブ、肺炎球菌、日本脳炎
●有償
B型肝炎、インフルエンザ、水痘、おたふくかぜ等
次に韓国の予防接種は以下の通りです。
●無償(必須)
B型肝炎、BCG(結核予防)、DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)、ポリオ、水痘、日本脳炎、
インフルエンザ(2歳未満)、日本脳炎
●有償
肺炎球菌、ロタウィルス、A型肝炎、子宮頚部ワクチン等
日本と韓国における無償の予防接種、接種期間が少し異なります。
韓国ではB型肝炎の人が多く、出生時に病院で1回目の予防接種を受けます。
また結核も多く、韓国では生後3週目~4週目でBCGの予防接種を行います。
その以外、水痘とインフルエンザ(2歳未満)も無償となっています。
日本では肺炎球菌とアクトヒブが無償となっていますね。
またBCGは3ヶ月以降に受けることを勧めされています。
また同じ予防接種でも薬が異なることもあるようです。
韓国のBCGは一本の針で打つ注射が一般的で、大人になっても跡が残ります。
だから、韓国人の左肩の辺りには注射の跡が残っていますよ。
最近は日本のBCGのように跡が残らない予防接種を受けることも可能ですが、その場合は有償(約6千円)となります。
うちの子は韓国で生まれたので、跡の残るBCGを受けました。
4週目に急いで受けさせましたが、3ヶ月後に日本にきたら、日本ではこれからBCG予防接種期間だというので、ちょっとびっくり。
また、韓国で受けたB型肝炎の予防接種は日本では普通やらないと言われまたびっくりしました。
ちなみに、アメリカではBCGの予防接種は行わないそうです。
文化や環境によって流行の病気も違い、それによってこどもの予防接種も違ってくるんですね。
でも、こどもの予防接種に無償と有償があることはちょっと考えるべき問題だと思います。
かかる可能性が高い病気に関しては無償にしていますが、その人がどんな病気に感染するかは分かりませんよね?それがお金が無い理由で予防接種ができなかったためにかかった病気だとしたら少し悲しくなります。
こどもは社会の将来を担いでいく人材だということを考えると、こどもの予防接種はすべて無償にすべき、有償だとしても手ごろの価格で提供すべきだと思います。
社会の認識が高まり、一日でも早く「こどもの予防接種はすべて無償」の日が来ることを願います。
←保育園でもらったハロウィンパンツ。
もうすぐハロウィンですね。
←ハロウィンパンツを履かせ、写真でも撮ろうとしましたが、
そのたび、カメラに向かって突進してくる娘。。。
trick or treat!
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