2014年7月11日金曜日

娘は娘のペースでいいんだ。

一昨日の夜、散歩から帰ってきた娘がとても不機嫌で、悲しそうな顔をしたと思ったらしくしく泣き始めました。すると涙が止まらなくてついにあ~あんって大きい声でしばらく泣きました。

泣いた理由は、夜散歩に近くの公園まで三輪車で行きましたが、
いつもは私が三輪車を押してあげていたのですが、その日は私が娘にペダルを漕がせたのです。
三輪車は一年前に買ってあげたのですが、娘はいまだに自分の足でペダルを漕ぐ気はあまりなく
いつも私に押してもらうのが好きでした。
以前はまだ娘がペダルを漕ぐほど足の力がないと思ったので、私が三輪車を押してあげましたが、
もうそろそろペダルが漕げるのではと思い、娘にペダルを漕がせたのです。

娘は最初とても嫌がっていましたが、
私が「ママも一緒に押してあげるから、行ってみよう」となんとか説得して公園に向かったのです。
ペダルに慣れていない娘は少しでも漕ぎにくくなるとすぐイライラしました。
でも、時間はかかりましたが、なんとか公園に無事到着!!

娘に「頑張ったね!ここまで自分の力で来たんだよ」とほめるつもりで言いましたが、
娘は着いたからもういいでしょうと言わんばかりに三輪車から下りてしばらく公園で遊びました。

そして帰り、今度はママが押してくれると思った娘は
私がまたペダルを漕がせるとかなり抵抗しました。
でもここもなんとか私が説得して家まで三輪車を漕ぎながら帰ってきたのでした。

娘としては楽しいはずの夜の散歩がとても大変でいやな思いをしたみたいです。

ところで、なんで私が急に娘ももうペダルが漕げるのではと思ったかというと、
お昼、同じマンションに済む娘の友達、Kちゃんに会ったからです。
Kちゃんは娘と誕生日が1日しか違わないのですが、運動神経がよい子です。
以前会ったときには二輪のペダルなしの子供用の自転車をビュンビュン乗っていましたが、
その日に会ったときには、もう補助輪付きの二輪車に乗ってペダルもうまく漕ぎ、楽しく乗っていました。それを見たら、うちの娘はまだ三輪車のペダルもろくに漕げないのに。。。という焦りが出たのでした。そして夜娘が公園に行くと言い出したので、娘にも漕がせてみようと思い付いたのです。

公園から帰ってきて泣き出す娘に「ママが三輪車漕がせたのがいやだった?」と声をかけると
火に油を注いだかのように、少し泣き止み始めた娘はまたあ~あんと大声で泣きました。
娘を慰めるつもりで「頑張って公園まで行ってきたじゃん」と言ったのですが、効果なし。
「ペダルを漕いだから足が疲れたよね?足マッサージしてあげるね」と娘の足をマッサージしてあげたら、娘はやっと落ち着いてくれました。

子供は千差万別で、それぞれ個性があります。
Kちゃんはどちらかというと大筋肉群で、娘は箸の使い方が上手な小筋肉群の方です。
それなのに、私がついKちゃんみたいになった方がいいと思い、娘に無理を強いてしまったのですね。
娘は多分自分のことを否定するママに腹を立てたんだと思います。

娘は公園に行くと砂遊びが大好きですが、
この頃、高い滑り台も自ら登って滑って下りられるようになってきました。
そう、娘は自分のペースでちゃんと大筋肉も発達させているんだと思います。

ごめんよ、娘。ママが待ってあげることをつい忘れてしまって。
自分のペースでいいから、ゆっくり進みましょう。


←砂をバケツいっぱい入れては、
  「ママ、こんなにできたよ」と喜んでる娘です。

0 件のコメント:

コメントを投稿