2014年2月19日水曜日

韓国での発見その2、言葉

韓国に来るときに心配したことの一つが言葉でした。
娘は99%日本語しかしゃべりません。
韓国語と言えば、韓国語の絵本を読んであげたのと、家の中で私が娘に時々韓国語で話しかけたのがすべてでした。
私が娘に話しかけた韓国語はとても単純な言葉ばっかり。
さて、いきなり言語の環境変化に娘はどう反応するのでしょうか。

蓋をあけてみると、面白いことが起こっていました。

娘は意外と日常の韓国語をほとんど理解していました。
もちろん、人の表情や手の動き、状況などを見て判断することもあるでしょうが、
少なくとも、娘は韓国語の意味が分からなくて困るということはないように見えました。

困っているのはむしろ娘を相手にする大人や子供たち。
娘にとっては、日本人・韓国人の区別がないのですから、
お構いなくどんどん日本語でしゃべっているのですが、
相手はその意味が分からないので困った様子。

娘の従姉妹は4人いますが、その中でひとりはまだ幼稚園生で、残りは小学生です。
娘と言葉が通じなくても遊べるのはこの幼稚園生の子。
二人の遊ぶ姿を見ていると、ひとりは日本語で、もうひとりは韓国語でそれぞれしゃべっているのですが、
それでもうまく遊ぶのだから、不思議です。
相手が分かるか分からないかはあんまり問題にならないようでした。

小学生以上になるとやはり言葉の意味が分からないと少しイライラしていました。
人間が完全に言語の動物になるのは小学生にあがる頃からでしょうかね。。。

先週からは少しずつ娘の口からも韓国語が出るようになってきました。
日本語でしゃべったり、韓国語でしゃべったり、日本語と韓国語がごちゃ混ぜになったり。。。

面白いことに、韓国語の場合も日本語と同じく、色々と独り言を言っていることです。
そして何を言っているかよく聞いてみると、絵本で読んであげた言葉をまるでセリフのようにしゃべっているのです。
言葉の習得って、「たくさん聞く→独り言を言う」と言った段階を踏むですかね。

3週間でここまでの変化。子供ってすごいですね。

←旧暦の1月15日。
 月がまんまるになる日で、こどもとお月見をしました。

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