2014年2月14日金曜日

韓国での発見その1、身の周りのものが玩具に早変わり

韓国にきて2週間が過ぎました。
時間は少しかかりましたが、やっと娘は韓国の環境や家族に慣れてきたようです。
最初の1週間の不慣れした娘の様子を思い出すと、今までいられたのが奇蹟のようで、
元気で過ごしている娘に対してありがたくさえ思います。

今振り返ると、毎晩大泣きしたときに、イライラしないで娘をおんぶして外に出たのがよかったと思います。当時は毎晩外に出る覚悟までしたのですが、娘は三日目で落ち着いてくれました。
もしも大泣きした時に怒ったならば、娘の日本に帰りたい気持ちがもっと高まったのではないかと思います。
娘の日本に帰りたい気持ちを察してあげることで、娘は自分の気持ちを分かってもらって安心できたんじゃないですかね。

韓国での娘の様子を観察している中で、面白い発見がありました。

その1、周りのすべてのものが遊び道具になること。

韓国に来るときに家から玩具を持ってきてなかったので、
実家に行くと少し退屈するかもと心配したのですが、これこそ「心配ご無用」でした。
娘は身の周りのものを簡単に遊び道具に変身させちゃうのですから。

たとえば、長いクッション。
これがなんと娘にとってさつまいもになったり、桃になったり、布団になったり、怪物になったり、魚になったり。
さつまいもになったときには、どうやらこのさつまいもは土の中にいるようで、
土から引っ張り出すことに一生懸命です。
娘の口から「なかなか抜けません」のセリフが漏れます。
それもそのはず、なにせ自分の体より大きいクッション焼き芋ですからね。
なんとか掘り出した後は、焼き芋にするのです。
そして「さ~、出来上がり!食べて」と私のところに持ってくるのです。
私が一口食べるまねをすると、娘は「ちょっと待って!まだ焼いてないわよ~。」と再度焼く振りを。。。(^^;;)

手鏡は娘の大好物のペロペロキャンディになり、しばらく遊びます。
果物を包んだ紙は、ペンギン人形のオムツになり、ペンギンがおしっことうんちをしたと大騒ぎ。(^^;;)

家でも台所のものでよく遊んでいた娘でしたが、
実家でも、ざるひとつとスプーンを渡すと早速料理が始まりました。
「塩をぱっぱっ振って、砂糖もいれて、よくかき混ぜま~す。ん~、ちょっと辛いかな。。。」
綺麗好きな母親に怒られるのではと少しハラハラしていましたが、
母親は小さい子が意味の分からない日本語をペラペラしゃべりながらひとりで遊んでいる様子が可愛かったのか何も言いませんでした。

娘が遊んでいる様子を横で見ていると娘の底をつかない想像力といいますか、その発想には笑いが止まりません。

どこかの本で子供は自分の想像力で枝一本でも遊べると読んだことがありますが、本当ですね。
子供ってすごいですね。


←東京に大雪が降った日、ソウルにも積もるほどの雪が降りました。
  娘に雪を楽しんでもらおうと、
  公園に行って、一番乗りをいっぱいしました。

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