2013年12月11日水曜日

育児方針について ~ 育児の第一歩

私と夫はあまり喧嘩をしません。

夫はどう思っているか知りませんが、私にとって夫は話しやすく、何か不満があった場合はその気持ちを包まず隠さず伝えています。また夫が私のことでご機嫌斜めの時には、私から声をかけてその理由を話してもらっています。
どちらか怒った場合、片方は冷静でいるので喧嘩までにはならなくて済むのだと思います。

ところが、だった一つ、夫と話すと喧嘩になる話があります。それは、「育児方針」についての話です。結婚前は私と考えが似てると思った夫ですが、育児方針に限ってはこんなにも考えに違いがあるなんて、まるで宇宙人と話しているような気がするくらいです。

出産前に夫と「子供をどう育てていくか」、じっくり話し合えばよかったのですが、
私も夫も生まれれば自然に育つ、常識の範囲で厳しくするときは厳しくするというレベルでしか考えていなかったのです。

しかし、私が子育て中に壁にぶつかり、それをなんとか乗り越えようと、育児に関する本を読んだり、経験談を聞いたりしているうちに、子育てをするのには今までの考えと違った方向性、信念が大事だと思えるようになったのです。それからは、子供を寝かせては夫と話し合うことを繰り返しました。

比較的に育児から責任感が軽いからか、睡魔に好かれる夫は話し合っている途中に居眠りをすることもしばしばありましたが、夫と私の考えを一言でいうとこう(↓)です。

夫は「だめなことはだめと言う。人に迷惑をかけることは絶対させない」という主義。
私は「子供は年齢に合った特徴があるので、その特徴に合わせた育て方をしたい」という主義。

何度話し合っても二人の意見は縮まらず、平行線のままでしたが。
結局、夫は育児担当のメインは母親の私だという現状から、納得は行かないが私の考えに従うことにしたのでした。

夫の言うことが理解できない訳ではないのですが、私は子供の気持ちを察してあげる、同感してあげることが先に行われるべきだと思うのです。
(この点に関しては夫曰く、人の気持ちを他人が知る訳がないため不可能な話でござる。。。)

たとえば、子供が離乳食の時期に食べ物を食べずに投げた場合、
夫は「だめ!」とはっきり言って、よくない行動であることを子供に教えてあげるべきだという考えです。
私はこの時期子供にとって身の周りがすべて好奇心・探求の対象であるので、食べ物を投げてみるのは当たり前の行動。子供には「投げると落ちるから面白いね。食べてみても面白い味がするんだよ」と子供の気持ちを理解してから食べるように誘導する。この時期は叱っても怖いと思うだけで、なんでそんな行動をしてはいけないかは理解できないため、叱っても効き目がない。という考えです。

子供が第一反抗期(なんでもいやいやだという時期)の真っ最中に入っている今、
夫は今でも子供が一騒ぎをすると、私の育児方針でいいのかと聞いてくるのですが、
今のところ私は私の育児方針に大きな修正は不要だと思っています。


←たまたま長い空気の入ったプチプチビニールを手に入れたので
    廊下に引いてあげました。
    最初は怖がったのに、一度走ってみたら「また走る~」の連発。
    大人にも面白いから、子供にはなおさらでしょうね。

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