2013年12月19日木曜日

育児方針について・・・怒りを感じる時

子供と一緒にいると、子供の行動一つ一つが面白く愛おしく感じる時もありますが、腹が立つ、イライラする時も少なくないです。

「怒る時には怒る、叱るときには叱る」というのは夫と私も同じですが、どういう場面で怒る、叱るかについては夫と私で大分違います。(ここも夫が私の考えに合わせてくれていますが。。。)

子供が1歳の時、夫は子供と二人で一緒にいるとイライラしてくると言ったことがあります。
子供のティッシュを抜いたり、埃だらけの網戸をなめる等々の行動に対して、「だめ」だと言っても続けてやっているのを見て、怒りたくなるって。

以前の私なら、私も怒ったと思います。子供にこういうことをすると怒られるよと思い知らせようとしたでしょう。でも今は、子供の行動が好奇心から出てくると言うのが分かったので、怒らず横で見てあげられるようになりました。

子供は、抜いても抜いてもまた出てくるのティッシュが不思議だったでしょう。網戸をなめるのも、なめてみたらその舌触りが今まで感じたことのない新しい感覚だったから、何度も確認してみたかったでしょう。子供はこのようにして身の回りを色々探索しながら、ひとつひとつ分かっていくのだと思うと、なんだか見ているこっちが面白くなるのでした。

ある本に好奇心が満たさればその行為はなくなると書いてありましたが、実際2歳になっている娘は目の前にあるティッシュ箱を踏んで通り過ぎることはあっても、ティッシュを抜こうとはしません。

怒る・叱る時は、他人に暴力を振るうなどの被害を与える時だと思います。

ところが、こう考えていても、この頃それを行動に移すことは簡単じゃないと言うことが分かりました。休職をして子供と一緒にいる時間が長くなったせいなのか、私も子供の行動を理解する前にイライラしてくるときが出てきました。

今2才の娘は第一反抗期の真っ最中です。幼児期は大人が与えてくれたことをそのまま受け入れていましたが、第一反抗期には大人の考えを否定してみながら本当の自分を見つけていく時期だそうです。また自分を見つけていく時期なのでこだわりも出てくるそうです。

ある程度覚悟はしていましたが、私がこうしようと言うことに対して、ことごとく「やだ」「しない」と反対の道を走っている娘に対して、つい怒りたくなるのです。

その1
娘はまだおむつをしていますが、おむつにこだわりがあります。おむつのお尻側には可愛い絵が書いてありますが、娘は特定の絵がお気に入りで、そのおむつじゃないと取り替えないのです。娘の好きな絵が書いてあるおむつは何枚しかないので、それがなくなるともう大変。うんちをしてもおしっこが漏れてもなかなか取り替えさせてくれません。

その2
娘が食器棚から陶器の器を取り出そうとして器を割ってしまいました。陶器の粉がちらがったので、娘には「危ないから近寄らないで」と言って、掃除機をかけてはじめました。すると娘が「私も掃除機をかけてみたい」と近づいてきたのです。つい、私が「あっちに行って」と大きい声を出したら、娘が「私もやりたい」と泣きだしました。普段なら泣いている娘をまず抱いてあげますが、危ないと言ったのに掃除機かけるのを遊びだと思ってよってきた娘にイライラし、掃除をし続けました。

その3
服の着替え。着替えさせようと一旦服を脱がすと、解放感があるのでしょうか、なかなか服を着てくれません。「これでほんとうのはだかんぼ~」と言いながら部屋を走りまわるのです。夏ならともかく寒い冬なのに、風邪でも引かないか心配になります。また外出したい時に、服を着ようとしないと私の堪忍袋がパンパンとなるのです。

それ以外にもたくさんありますが、こうして書いてみると、なんだ大したことじゃないじゃんと思えてくるのですね。その場では自分の思う通りに動いてくれない娘にイライラしてたのですが、娘は第一反抗期らしき行動をしているだけですね。。。

これからは、娘がいやだいやだと言い始めたら、「あっ、きたな、きたな。また自分を見つけようとしているんだね。また一段と成長しようとしているんだね」と自分に言い聞かせようと思います。すると少しはイライラしないで済むのではないでしょうか。

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 この日もズボンを履こうとしなかったため、おむつ一丁で記念写真。

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