2013年9月20日金曜日

日本での育児 ~韓国の伝統的な赤ちゃん遊び

ここで韓国の伝統的な赤ちゃん遊びをご紹介します。

・トリドリ
「トリドリ」と言いながら首を横に振る遊びです。
大人が先に見本を見せて赤ちゃんが真似するようにします。
首が据わり始めたころの赤ちゃんにとって、首の運動になる遊びです。

・チャッチャクン
「チャッチャクン」と言いながら拍手をして音を出す遊びです。
目と手の相応力を鍛えます。

・コンジコンジ
チャッチャクンの次の段階の遊びです。
「コンジコンジ」と言いながら片手の人差し指で片手の手の平の中央部分をぶつける遊びです。
指の小筋肉の発達を図ります。

・チェムチェム
両手を握ったり、開いたりと、グーとパーを交互にする遊びです。
手を握りながらチェムチェムといいます。
手の掴む力を育てます。

・コネゴネ
つかまり立ちができるようになる頃の遊びです。
大人の手の裏に赤ちゃんを立たせて、「コネゴネ」といいます。
足の力を育てます。

・タロタロ
寄りかかるところがないところに赤ちゃんを立たせ、「タロタロ」と言ってあげる遊びです。
コネゴネより一段階上のレベルの遊びです。

・ブルムブルム
二つの段階があります。
ひとつは、座れるくらいの赤ちゃんには赤ちゃんが座っている状態で大人が両手で赤ちゃんの 両足を握り、
 または赤ちゃんの両脇を持ち上げ前後・左右に揺らしながら、「ブルムブルム、ブルムヤ」と歌い続けて
 あげます。

 もうひとつは、赤ちゃんが立てるなら、立った状態で赤ちゃんの両手を握り、前後・左右に揺しながら
 歌ってあげます。
 この遊びは赤ちゃんの全身運動になり、腰・脇運動、全身運動、足に力を入れてたって歩くた めの力を
 つけてあげます。

・馬乗り
一歳前後の赤ちゃんを大人の背中に乗せて、大人はひざと手で歩く遊びです。
または、赤ちゃんを大人の首に乗せてあげます。この遊びを通して赤ちゃんは不便な姿勢から
 バランスをとる練習や、身の安全を図る動作を身に付けます。
また、危ない状態を楽しむ探検心も育てます。

・瓶売り
トイレトレーニング時期の赤ちゃんを対象とする遊びです。
赤ちゃんを横にして背中におんぶしながら、「瓶買ってください~。ウンチの瓶です。」と叫ぶと、
 他の人が「いくらですか?」と聞きます。
赤ちゃんをおんぶした人が「5円です」と言います。すると、値段を聞いた人が「安い」といい、
 買おうとする仕草を見せながら赤ちゃんに近づいて行き、「くさい、くさい!」といいながら逃げて
 いく振りをします。このちょっとした劇をして、赤ちゃんに便の不潔さを教えてあげるのです。
赤ちゃんは自力で生み出したウンチを誇らしく思い、大事にする傾向がありますが、
 このような劇を通してウンチの不潔さを教えてあげます。
すると、大人の要求にもすんなり協力してくれるようになります。また、大人はほめながら
 赤ちゃんを励まし、トイレトレーニングを行います。

・子守唄
遊びではありませんが、子守唄には短くてリズムのよい言葉を繰り返すような歌詞が多いですね?
韓国の子守唄も同じで、こういう唄を聞かせてあげることで、赤ちゃんのリズム感覚や語彙力と いった
 言語感覚の発達につなげました。

←昨日は韓国のお盆でした。

  久しぶりに日本でも明るいまん丸の月が見られましたね。
  今年も実り豊かな秋になるといいですね。



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