2013年6月12日水曜日

韓国人は記念日大好き!!


韓国人は記念日が大好きです。

たとえば、付き合って100日目の記念、1年目の記念も忘れずお祝いします。
赤ちゃんの場合も生まれて100日目、1歳の誕生日を盛大に祝います。

昔は乳幼児死亡率が高かったため、100日まで生きていることを盛大にお祝いしていたらしいのですが、最近は親戚などが集まって食事で簡単に済ますパターンが多いです。

他にもお祝いお餅(赤い色:魔を退ける効果がある)を作り、周りに配ります。
金の指輪(富を象徴)も作ります。

余談ですが、この100日目、本当に不思議ことに、色々な面で節目です。
たとえば、赤ちゃんは生まれ付きに生えていた髪の毛が抜け、お母さんもそのころに髪の毛が大量に抜けます。(私はもともと薄毛なので、このままはげになるのでは?と思われるほど抜けました。)
また、そのころから少しずつ体も回復し外出ができるようになって行くのです。

1歳の誕生日はトルチャンチと言って、特に盛大に祝います。恐らく人生の中で一番盛大に祝う誕生日ではないでしょうか(笑)。

子供にはハンボク(韓国の伝統衣装)を着せます。これがとってもかわいいのです。
トルチャンチは日本の結婚披露宴のように式場を借り、人を招待します。

トルチャンチのハイライトはなんと言っても、トルチャビ」でしょう。
これはテーブルの上にお金や、米、鉛筆、糸の束などを並べて赤ちゃんに気に入ったものを選らんでもらい、その子の将来を占うイベントです。

たとえば、お金を選んだら、将来お金持ちになる。米だったら、食べ物には苦労しない。
鉛筆だと博士になる。糸の束だと、長生きするという占いです。

最近は親自身の願望からか、ゴルフのパターを置いたり(ゴルフ選手になる?)、マイクを置いたり(芸能人になる?)するなど、面白いアイディアでアレンジする方も多いようです。

お祝いに参加した人たちは事前に赤ちゃんが何を選ぶかを予測し、当たった人には賞がもらえるというようにゲームの余興にもしています。

最近は競争的に盛大にやる人たちが増えている一方、少しやり方を見直したり、2番目の子からはもっと簡単に済ませたりする傾向も出ています。

私の場合、出産後3ヶ月ほど、姉の家でお世話になったので、100日目は韓国で迎えました。
100日目のお祝いは、食堂を借りて、家族を呼び、皆で食事をしました。その時赤ちゃんはどうしてたかというと、静かに寝てくれました(笑)。

1歳の時には、日本にいたので、盛大なお祝いはしなかったのですが、
夫の実家で、ケーキ、ちらし寿司でお祝いしました。
そして、トルチャビも簡単ながらやりました。うちの子は早速1万円の札を手に取りましたね。。。
ハンボクも着せましたが、泣き出したので、(大きくてかさばったのかな?)すぐ脱がせてしまいました。

記念日に記念写真の撮影ははずすことができません。

生まれたときはもちろん、
100日目、1歳の誕生日記念写真は写真集のレベルで立派なものを作ります。

日本でもスタジオアリスという写真館で、こどもにかわいい衣装を着せて写真を撮ることができますが、韓国では、一般の写真館でもこのような写真を撮ることができるのです。

それほど一般的に記念写真を撮るということが根付いているのですね。












← 姪子(姉の娘)のトルチャンチの写真。
  もう10年前の写真ですが、
  かわいいでしょう?(^^)

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