2013年8月21日水曜日

保育園デビュー 罪悪感のような気が。。。

娘が11ヶ月目、いよいよ保育園デビューです。

ほどなくして、事前説明を聞きに保育園を訪問しました。

最初の一ヶ月間はならし保育を行うとのことで、
初日は1時間から、少し慣れたら2時間、3時間と、1ヶ月をかけて保育園にならして行くのです。

私のこどもの時には幼稚園はありましたが、保育園はありませんでした。
保育園というと共産主義の国、つまり北朝鮮にあるものという認識がどこかにあったので、
保育園にこどもを預けるんだと思うとなんだか共産主義の国家に住んでいるような妙な気分になりました。

保育園の準備品:
オムツ、おやつ・食事に使う前掛けとタオル、着替え、お昼寝用の毛布(夏だったのでバスタオルでOK)
手拭タオル、つかったオムツを持って帰るためのビニール袋、コップ、雑巾、ティッシュ

夫と一緒に、雑巾を作るため家にあるタオルを縫ったり、準備品に子供の名前を書いたりしていると
「あぁ、私も本当に親になったんだなぁ」と改めて思いました。

入園前日、
私はまるで子供を里子に出す親のような気分になって、子供に対していつもよりも、もっとやさしく、もっと一生懸命になって遊んであげました。

そして入園当日。
娘はちょうど人見知りをする時期でもあって、保育士さんに抱かれた瞬間、
私から目を離さず全身で泣き始めました。まるで「私を見捨てるな~」と言わんばかりに。

保育士さんには、「みんななれるまでは泣きますよ」と、親が見えるともっと泣くから、子供を預けたらすぐ帰ってほしいと言われ、保育園のドアを出ましたが、その足の重いこと重いこと。。。

家までの帰り道、こどものつらさを考えると罪悪感のようなものを感じる一方、1時間の自由が私に与えられたと妙な開放感がありました。

その1時間、今のうちに掃除しようと、さっさと家に帰って掃除をしました。
そもそも掃除が苦手な私ですが、1人で掃除することってこんなに楽なんだと思って、つい1人ならいくらでも掃除できそうな気までしました。

1時間後、急いで掃除を終わらせ、娘を迎えに行くと
保育士に抱かれて泣き止んでいる娘が、私を見るやいなや、また全身泣き。。。

私が抱き上げるとすぐ泣き止むのを見て、この子にとって1時間がどんな気持ちだったのか、親に捨てられたという不安と必死に戦っていたんだと思うと、少し胸が痛くなりました。

ややつらいですが、楽しいことだけでなく、こんなつらいことも一緒に乗り越えて、親も子も少しずつ成長していくんでしょうね。。。

そんな初日大泣きのうちの子が泣かずに保育園にいけるようになるまでは8ヶ月がかかりました。
もちろん22ヶ月(保育園に行くようになってからは10ヶ月目)になった今でもたまには大泣きしますが。。。

基本的に保育園に行くのはあまり好きじゃない。。というか母と一緒にいたいという気持ちが強いのですが、お母さんは仕事にいくんだ。後で私を迎えに来てくれるんだというのが少しづつ分かってきたんだと思います。

今朝も、着替えを嫌がっていましたが、
「保育園にいくよ」と言ったら、すんなり着替えさせてくれましたし、
玄関まで走っている私の後ろをパタパタとついてきて、さっさと乳母車に乗ってくれました。

ありがとう~、 むすめ。
そして、一緒に頑張ろうね。


←「保育園にいくよ~」という声で玄関まできてくれた娘。

いつからでしょうか、
保育園に行くときに何かを持っていきたがるようになりました。
それが人形だったり、本だったり、玩具だったり。。。

この日はあのサンタさん。

保育園では私物の持込禁止なので、娘が持っていったものは私が持って帰ります。

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