2014年12月25日木曜日

年末の風習(韓国と日本の違い)

今週は、冬至があったり、天皇誕生日があったり、クリスマスがあったり、会社によっては納会があったりして、結構忙しい一週間ですね。
(ちなみにうちの会社の納会は12/29です。)

年末の風景が韓国と日本って微妙に異なるので、今日はその話を少々。

まずは、冬至。

冬至の風習としては、日本ではよくゆず湯に入ると耳にします。
さすが、温泉の豊かな国らしいなぁと思いながら、ちょっと調べたら、
小豆粥、かぼちゃの煮物を食べる習慣もあるそうですね。
これは、知りませんでした。

韓国でも、小豆粥を食べます。韓国の小豆粥は小豆と米を1:1にして作って、米と餅米で作ったお団子を入れます。そして味付けは塩。見た目は日本のおしるこによく似ていますが、食べると全然違う味です。

夜が一番長い日と言うこともあって、邪気が強まる日だと思ったのでしょう。
韓国のお化け、鬼は赤い色が苦手なので、小豆粥を食べると鬼が寄ってこないと言われています。

でも今年みたいに朔旦冬至には、小豆粥ではなく、小豆餅を作って食べます。
(最近は、小豆粥を食べる人も多くなってきましたが。。。)

次は、クリスマス。

日本は天皇誕生日が休日ですが、韓国ではクリスマスが休日です。
日本では、クリスマスが平日だと、天皇誕生日にクリスマスパーティーをする家も少なくないと思いますが、韓国では100%クリスマスの日にお祝いをします。

日本に来て、はじめのうちにはクリスマスが平日であることに違和感を感じました。
日本ほど、盛大にクリスマスを祝う国もないと思いますがね。

でも、日本での生活が長くなると、日本は基本無教(神社の文化がありますが)なので、クリスマスが平日だというのに納得がいき、むしろ、キリスト教が国教でもないのに祝日にしている韓国の方に違和感を感じたりもします。

韓国では(特にソウル)教会が多いので、日本よりは宗教的な色合いが濃いです。
町には募金箱を持って募金を募る人も多く、社会の貧困層を助けようという動きも活発になります。テレビではイエス様に関する映画が流れたりもします。教会では音楽会や演劇など様々なイベントが行われるし、子供は教会に行くと必ず何かもらえますよ。(笑)

それから、クリスマスに雪が降るとWhite Christmasと言って、とても喜ばれます。

そのほか、恋人同士でデートを楽しんだり、プレゼントを交換したりすることは、日本も韓国も変わらないです。

最後、年末年始。

年末になると、日本では、企業などで納会を行ったり、年越しそばを食べたりします。また、年末年始のお休みも長いですよね?
韓国は旧正月を祝うので、年末年始の休みは1月1日、たった一日しかありません。他の日は普通に働きます。でも、1月1日は、例のトックック(韓国のお餅汁)を食べて年(年齢)を取ります。

私は、今年も日本で新年を迎える予定です。今年も家族皆で年越しそばを食べ、おせちを食べることになると思いますが、特別にトックックも食べようかと思います。

皆さん、年末健康に気を付けて、そして良いお年をお迎えくださいませ。

←朝からクリスマスケーキを作っているパパと娘。
  アラレちゃんも頑張ってます(笑)








←結構、立派なケーキが出来上がりました。
 味もグッド!

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